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簡単!お絵描き講座② 人体編

こんにちは。マンガイラスト講師の東府です🍀

こちらの講座では

今までにあまり絵を描いたことがない人
描いても初心者の域を出ない人

そんなお絵描き初心者さんに向けてお絵描きのポイントをお伝えしていこうと思います😊

今回はトレスで学ぶ人体編です🍀



普段、どのように絵を描いていますか?

好きな作家さんの絵を模写から始める方、いらっしゃいませんか?

なんでも「マネ」から人は上達します。

私もそうでしたし、0から解剖学やデッサンを学ぶのはかなり大変です。
上手なマネの仕方、そこから自分の絵へのアレンジの仕方を学んでみましょう♪

道具についてはこちらの記事を参考にして下さい🍀
(無料版や安価なものをご紹介しています)


トレスの準備



まず、雑誌やネットで全身の画像を用意します。
最初は複雑なポーズは避け、正面向きのものが良いでしょう。
水着姿などの薄着のものもオススメです。


こちらは通販サイトからお借りした全身像のモデル様
(ZOZOTOWN ARCADE)
なるべく体の一部が欠けていないものが良いです

アナログ(紙と鉛筆)で描く方は雑誌の切り抜きやネットからプリントアウトします。

デジタルの方は、ファッションサイトなどから全身画像を保存して下さい。Pintarestなどにも色々画像があります。
お絵かきソフトを開き、保存した画像を開いて下さい。


最初はこれを見ながら真っ白な紙(デジタルはレイヤー)に模写してみます。
…どうでしょう?
模写、難しいですよね?
模写が難しいのは、見たままを完璧に描き写そうとしているからです。
ひとつバランスを崩すと収拾がつかなくなります。
これを改善する為には、「アタリ」をとって描くことが必要になります。
(アタリとは薄い線でおおまかに、描く位置や大きさやポーズを決めて描く印のようなものです)
アタリも体のことが分かっていないと最初は難しいと思うので
今回はもっと簡単な方法でトライします。
アタリの使い方は次回に♪


体のラインを見てみよう


まずは、服の下の体ってどうなってる?
を見てみましょう。

字が汚くてすみません…💦

モデルを用意しましたら、アナログの方はトレーシングペーパーを重ね、トレス台を使う方はモデルの紙とその上に白紙を重ねて下さい。
(雑誌の切り抜きをしている場合は一度コピーして下さいね)
デジタルの方はモデルのレイヤーの不透明度を30~35%程度に下げ、その上に新しいレイヤー(通常レイヤー)を作ります。

筋肉の付き方(胸筋、太ももやふくらはぎなど)はまだ意識しなくて良いです。
体のラインがどこにあるか考えながら、服の下の体を描いてみましょう。
肩、肘、膝など出っ張っているところが体の線を拾うヒントになります。最初は正確でなくても大丈夫ですよ♪


等身について


等身を意識することも大事

等身とは体が頭何個分あるかを示すものです。

1等身はあたまだけ🙄
2~3等身はちびキャラ。
4等身は幼児。
5等身は10代前半。
6~8等身は青年。
というような感じです。
(あくまで一般的なもので、個人差や画風でも変わります)

大人でも6等身だとリアル系、8等身だとビジュアル系の絵になります。
だいたい、頭から腰までと腰から足先までを1:1と捉えておくと良いです。(足長めのほうがカッコいいけどね…)


骨を意識する


骨苦手な人ごめんなさい

見えない部分ですが、体の中に骨が通っているということを意識するのがとても大事です。
骨を意識しないと、ぐにゃぐにゃの体になりますし、描いてみたら腰が変…という方も骨が理解できていないのが原因です。

頭の中心から骨盤の真ん中まで背骨が通っている
背骨を中心に体は左右対称である

を理解しておきましょう。
ちなみに背骨は正面から見るとまっすぐですが、横から見ると軽くカーブしています。


トレスしてみよう


服ごと実際にトレスしてみて下さい。
トレスできたらモデルを非表示にして、出来上がったものをじっくり見てみて下さい。
絵に描いた人体がどんなものか、実感できると思います。
写真と絵ではだいぶ印象が変わると思います。


色も塗ってみました

こんな感じで体のバランスに違和感がなければOK!
自分も「絵が描けた!」って気持ちになるでしょ?
トレスとはいえ、この成功体験がお絵描きにも大事!✨


体の感覚を掴むまで、トレスをたくさんやってみて下さい。
この感覚を掴んでから、次のステップに進むと覚えが早いはずです✨

ここから先はアレンジの仕方です。


アレンジをしていこう

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