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完璧な人とは (夫の話)

例えば、ショッピングモールの広大な駐車場に車を停めて家族と買い物をしたとします。
完璧な人なら「どこに自分の車を停めたか」をしっかり記憶して、
帰り際迷うことなく車にたどり着くことができます。


もう一方、同じくショッピングモールに車を停め、買い物から帰ってきたときに、車の場所を覚えおらず、家族全員で探し回ることになる。
けど、車の場所を覚えていなかったことを誰一人責めない。
無事に見つかったときにあははと笑い合える。
これもある意味、完璧な人なんじゃないかなって思います。


つまり「ミスを許し合える人」


夫は、こういったミスをやらかすと、必ず私を責めました。
何時間も。
人間性を全否定し、酷い目に遭わされた、俺の足を引っ張るな、俺をサポートできないようじゃ困るんだなど。
夫のご家族も兄弟のお嫁さんも完璧な方々。
きっとこういったミスはなかったんだと思います。

世の中、完璧な人のほうが良いに決まっています。
でも、「ミスを許し合える人」であるほうが、単純に素敵だなって思うし、のびのびと生きられるんじゃないかなって思います。

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