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枯れ葉を踏む、音 葉群れを震わす野鳥の、声 それだけを耳にしながら どこまでも木洩れ日を、…
置き去りにされた空間なのか 子どもたちは周りを駆けるばかり 大人たちも背を向けている カ…
はじめての くつをならして ゆうほどう どんぐりころころ こもれびおどる
見慣れた 室内の一角に 異空間が 現出するとき 別世界へと いざなわれる ほんのつかの間の さ…
西日がベランダから まっすぐに駆けてきて 土壁に黄色いスクリーンを広げた くっきりと映し…
別の私がいると気づいたのは いつのことだったか 人生の節目節目に別の私が登場して いまでは…
ユワール ユウェール ユウォウォウォン 音もなく忍び寄り、体内に浸入する。 さっき、老人をたぶらかして、 なけなしの金銭を巻き上げようとしていた若者の 体に入ったとたん、 その若者は覚醒して、 自らの企みを告白し、老人に謝罪した。 このモノが人の体内に入ると、 思惑とかわるだくみとか腹に隠していることを 自ら暴いてしまう。 妖怪とも亡霊とも言われるが、 名がない。 もともとはある種の精霊だろう。 それが成り下がったのではなかろうか。 あるときは日向のように、 あるときは草むら
あそびあき なきじゃくりつつ おさなごの ねいった しじまに ほっこりと にしび