栗山ノート2

1.窮すれば、すなわち変ず。変ずれば、すなわち通ず。
→起こる事項に幸不幸はなく、それをどう捉えてどう活かすかによって、幸不幸が生まれる

2.先入観は軽く、予備知識は重く
→先入観に囚われること、思考が停止する。
ただ事前準備は徹底的に。情報の取捨選択も大切。

3.報われてはいけない
→大変な状況に置かれている時は、いまは功徳の貯金をしていると考える。そのうえで、自身の停滞感を覚えているのであれば、それは恵まれ過ぎているからかもしてないと考える。
報われることを求めずに、利他の心を持つ。

4.足るを知る
→足りないことを憂うのではなく、それでも仕事ができること、生きていることに感謝して努力を続ける

5.益はなくとも、意味はある
  無用の用
→すぐに自分のためにはなりないかもしれないが、後に役立つこともある。

6.高い道徳も持った人間は、自分が立ちたいと思ったらまず他人を立たせる。自分が手に入れたいと思ったらまず人に得をさせてやる。

7.成功と失敗は、心を込めて努力した人の身体に残るカスのようなもの
→自分のなすべきことを基準として行動することが大切で、成功や失敗といった結果は気にしない。

8.西南には朋を得、東北には朋を喪うに利ろし
→居心地の良い環境にいるのではなく、失敗を恐れず新たなことに挑戦すべきである

9.速やかならんと欲することなかれ。
小利を見ることなかれ。
速やかならんと欲すれば即ち達せず。
小利を見れば則ち大事ならず。
→はやく成果をあげようとしない。
目先の利に囚われない。
結果を急げば、目標には到達できない
目先の利に囚われると、大きなことは成し遂げら   れない

10.慎独
→誰も見ていないところでも心正しく、雑念を抱かずに行いを慎む。

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