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少女は母になりました。 おてんばな娘と羊飼いの夫と、灯台で暮らしています。 夜、娘に灯台の…
季節が巡っても、少女は詠み続けます。 王子が訊きます。 「灯台の灯りはどこまで届くの?」 …
「君はだれ?」 王子はぶっきらぼうでした。 二人は同じ歳です。少女はまごつきました。 「わ…
「あなたの灯台の詩を、あの子に聞かせてやって欲しいのです」 王妃は少女の手を握りました。 …
少女は、灯台守である父の手伝いをします。 灯台には、海の向こうまで照らす大きなランプがあ…
詩と暮らす少女がいました。 ここは、灯台がそびえる小高い海辺。 少女は、 灯台に宿る小鳥の…