2024年1月29日 あなたの存在


【メモNo:120】

あなたががこの会社にいなかったら
私はあなたと会えなかったかも知れない

私が夫と結婚してこの家に住んでいなかったら
私はあなたと会えなかったかも知れない

私が酒屋の娘じゃなかったら
あなたは私のことを
気に留めなかったかも知れない

あなたがお酒を卸す会社に勤めてなかったら
私は何であなたがこんなに気になるのか
気付けなかったかも知れない

そう思うと
今までもこれからも人生の出来事は全部
必要なことなのだと思える

前の職場を退職したとき
私は何者でもなくなってしまったと思った

でも何者でもない私を
あなたが認めてくれたから
私は私でいいと
生まれて初めて思った

結局この会社を離れることになったけど
ここであなたと一緒に仕事ができたことが
宝箱に入れたいくらい特別なもの

先のことが決まっていない今も
全然こわくないのは
あなたの存在があるから

この先
あなたが何か大きな決断をするとき
誰かが100%の良心をもって
反対してくるかも知れない

だけど、そのときは思い出して欲しい

自分の人生は
他の誰の為でもない
自分の為のもの

先のことが考えられないのは
あなたは本当は先が見えてしまっているから
それを直視できないだけ

自分の思うままに進んで大丈夫

こわくなったら
私を思い出して

いつでも心の中で
ぎゅっとします




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