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新潟旅行記~弥彦編~

2023/09/04(月) 


夜行バスで東京から新潟に発った。
2200円という格安料金。9月の1か月で最も安い日だったのでお得感がすごい。

早朝の新潟駅 曇っている

5日早朝、新潟駅に着く。学生が多いなあ。
VIE DE FRANCEというパン屋で朝食を食べながら予定を立てる。だいたいどこに行こうかは考えてあるが、具体的な順番などは当日決めることも多い。
まずは弥彦神社とその周辺を散策することにした。

弥彦神社へ向かうためにJR越後線にのり、吉田駅へ。
吉田駅から循環バス「やひこ号」に乗り神社に直行する。

こういうローカルなバス、ほんと好き。

新潟駅から弥彦神社まで
乗り換えを含めて、2時間弱ほどかかった

弥彦神社

弥彦神社に到着。バスを降りてすぐだった。
境内の人はまばら。外国人観光客と思われる人は見当たらなかった。どうやらこの神社は海外の観光ガイドには記されていないようだ。

由緒ある神社なんだけどね。

弥彦神社 本殿
本殿を斜めから

祭神は天香山命(あめのかぐやまのみこと)。越後国開拓の祖神として信仰されたとのこと。
「弥彦」という名前は歴史的には「伊夜比古・伊夜日子」などと記し、「いやひこ」と呼ばれており、その名は万葉集にも登場するという。

お昼ごはん <割烹 吉田屋>

お腹がすいたので神社からほど近い場所にある「割烹 お食事 吉田屋」さんへ。

吉田屋のわっぱ飯膳

わっぱ飯膳をいただいた。税込み1,870円とやや値が張るものの、昨今のインフレに加え観光地価格と考えればそんなもんか、とも思う。
肝心の味は、、、さっぱりとした風味でおいしかったので満足。

その後は弥彦駅に向かいながら神社の近くを散策してみた。

石碑 親鸞聖人清水

「親鸞聖人清水」と書かれた石碑を見つけた。

親鸞聖人清水

親鸞が越後国を訪れた時に杖で地をついたら清水が湧き出たという言い伝えがあるとのこと。ただ、その現場はクモの巣が張っていて雑草が生い茂っているので、ありがたみを感じにくいかも。。

もう少し整備されていると良いかな、と。

おもてなし広場

駅の近くでおもてなし広場を発見。
足湯や手湯、食堂、お土産屋さんなどいろいろあって参拝後の一休みにぴったりな場所だった。

おもてなし広場 うさぎがかわいい

弥彦駅

おもてなし広場の足湯に癒されたのもつかの間、5分ほど歩いて弥彦駅に到着。

神社を意識した駅舎でとても風情を感じられた。
こういう神社をモチーフにした駅ってなんかいいよね。

弥彦駅 相変わらず曇っている
弥彦駅(アップ)

帰りは弥彦駅からJR弥彦線で吉田駅へ。そこで越後線に乗り換えて新潟駅へ向かった。

やり残したこと

弥彦山ロープウェイ

今回は時間の関係で行けなかったが、弥彦神社近くの坂を上ったところに弥彦山ロープウェイの駅がある。ただ、坂が急なので、弥彦駅や弥彦神社から出ている無料送迎バスを使うと良いらしい。

公式HPより

ロープウェイを上った先にはパノラマタワーや展望食堂があるとのこと。

杭州飯店

新潟5大ラーメンの一つである「燕 背脂ラーメン」が楽しめるお店。
弥彦神社と合わせて行く人が多いらしい。

杭州飯店の中華そば(にいがた観光ナビより)

弥彦村の隣の燕市にあり、弥彦線の西燕駅からも歩いて行けるが、電車の本数が少ないので車で行った方が良さそうかな。


弥彦駅から杭州飯店まで 電車の本数は少ない

弥彦について思ったこと

まず、全体的に想像以上だった!

失礼ながら弥彦神社という名前を存じ上げなかったので「とりあえず行ってみるか」くらいの感覚だったのに、神社とその周りの雰囲気はとても楽しめた。ご飯もおいしかった。

そして同時に「もったいない」とも感じた。

弥彦村に感じた可能性

弥彦村は、神社が万葉集に登場するほど歴史ある村であり、観光資源が豊富である。今回紹介できたのはほんの一部でしかない。
首都圏からのアクセスも悪くなく、可能性しか感じない。
特徴を箇条書きにすると以下のようになる。

  • コンパクトかつ豊富な観光資源

    • 歴史ある神社と紅葉の美しい公園

    • ロープウェイと日本海を一望できる展望施設

    • 大正時代に作られた駅舎

    • 日本一高い大鳥居

    • 親鸞聖人清水といった様々な言い伝え

    • わっぱ飯や釜めしなどの名物料理

  • アクセスの良さ

    • 上越新幹線の燕三条駅から弥彦線で一本

もっと大々的に宣伝しましょう!!

次回、新潟市中心部へ。
つづく、、、




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