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【競馬】5月19日(日)の競馬考察【結果】オークス的中で17万円獲得となりました



日曜日の結果
東京11レース
オークス(Sランクレース)

過去10年で最多は平均ペースの4回で、次点がややスロー、かなりのスロー以上で3度ずつとなっています。
過去10年でハイペースバランスになったことは一度も無いため、変な展開にはなりにくいのがオークスの特徴と言えます。
1000通過の10年平均が60.3で、±0.8の範囲内に収まるのが7回あり、速い時は59秒前後ぐらいの想定となります。
仕掛けで見ると過去10年で最多はL3最速で6回あり、残りはL2最速の3回で、L1最速も1回ありますが、L1最速はリバティアイランドが千切ったレースだけに参考外と言えます。
本仕掛けは強めの傾向でロングスプリントの傾向が出ている印象があります。

7ステレンボッシュ
馬場に依存しやすいタイプの可能性があり、阪神JFでは成長力も考えないと行けませんが劇的にパフォーマンスを上げてきました。
阪神JFは馬場が軽い中で流れて良さが引き出されており、高速馬場では外せない1頭と言えます。
ここでは勝負どころでアスコリピチェーノの後ろから進路を取り切れなかったのが最後に響きましたが、桜花賞では上手くアスコリピチェーノの内から弾いて前に出る事に成功しており、後半の素材面では良いものを示しています。
L1で3列目からクビ差まで詰める事ができており、アスコリピチェーノ比較で見てもラストの坂の上りでバテ差して差を詰めてきたというのは確かなため、マイルで流れて良さが出たという側面もありますが、後半の素材面はその中では一番だったと言えます。
その点では、マイル路線組の中でも2400mへの延長に高いレベルで対応してきそうなイメージがあります。

12チェルヴィニア
桜花賞は長期休養明け+大外枠+直前にルメール騎手が負傷した事でムルザバエフに乗り替わりとなり、レースでは直線で不利を受けてしまい13着に凡走となりました。
未勝利勝戦やアルテミスステークスのパフォーマンスからもこの世代の牝馬ではナンバーワンの可能性が高く、能力通りに走る事ができればここでも勝ち負けになります。
先週のヴィクトリアマイルではウインブライルではなくフィアスプライドを選択して見事に2着に好走させており、今回はステレンボッシュにも乗ることができたルメール騎手がこちらを選んだ点からも、馬の能力への期待が大きいように思えます。
東京芝2400mはルメール騎手が最も得意にしている条件と言え、2400mG1戦線(ダービー、オークス、ジャパンカップで)では過去30戦して勝ち星が無い戸崎騎手のステレンボッシュ打倒の最有力候補と言えます。

8ホーリーエリート
オークスは人気馬の好走が目立つ半面、過去5年連続で二桁人気の穴馬が好走しており、今年の穴馬で狙いたいのがホーリーエリートとなります。
桜花賞がピークになりがちな牝馬クラシックは、阪神JFやチューリップ賞など、牝馬限定でのマイル戦が王道なローテーションとなります。
強い馬が集まる王同のマイル戦を制した馬が世代で力が抜けているため、距離適性を超えた能力差でオークスでも好走します。
そのため、桜花賞上位馬はオークスでも好走傾向にあります。
最初からオークスを目標にしている馬はマイル路線のレースは使わずに異質なローテーションとなり、1800m以上のレースに使われ、牡馬相手のレースが主流となります。
昨年は1800mの札幌2歳Sで牡馬相手に完勝していたドゥーラが15番人気3着となり、一昨年は1800mのフラワーカップを制し、牡馬相手の重賞に挑戦していたスタニングローズが10番人気で2着に好走しています。
ホーリーエリートは1800m以上の距離に使われ続けており、2走前のフリージア賞は直線で終始前が壁で最後は手綱を抑えながらの状態で7着となり、前走は3角手前まではミアネーロと同じ位置にいましたが、3~4角を回る際にラチ沿いを回ったミアネーロに対して一番外を回ったホーリーエリートは4角を回り切った時点で4馬身程の差ができてしまい、そこから中山の短い直線で3/4差まで詰めてきており、あと1ハロンあれば差し切れていた内容となっていました。
能力的にはアドマイヤべルやミアネーロよりも断然上と言えるだけに、ここは穴で期待が大きい1頭と言えます。

14ライトバック
前走の桜花賞は出負けして無理せず後方に下げて進めて行く形となり、道中も後方2列目の外で進めつつ我慢しながら3角に入り、3~4角でもほぼ最後方列で中目を通しながら出口で大外に持ってくると、直線序盤で後方外から渋太く伸びて最後はクビ差及ばずの3着となりました。
この形で突っ込んできたのは意外なパフォーマンスと言え、超高速馬場で後半特化でかなり質的に高めてきた一戦と言えるだけに、今回も軽視禁物の1頭と言えます。

5コガネノソラ
前走のスイートピーSで3着以下を3馬身以上離しているというのは大きなインパクトと言えます。
ペース自体は速かったとは言え、この馬の位置では後傾バランスとなっており、47-45ぐらいのバランスとなっておりました。
この形で後半ロングスプリント的に素材を引き出してきたのは大きな材料で、L1の地点で1馬身はあっただけに11.5前後でまとめている計算となり、ある程度全体で流れた中でこれを引き出せたのは評価できます。
パフォーマンス比較では少なくともアドマイヤベルとは互角以上と言えるレベルのパフォーマンスを示している1頭と言えます。

2クイーンズウォーク
桜花賞はペースが速い中で直線で伸び負けしており、他のクイーンC勢も高いレベルで苦戦傾向となっているだけに、基本的にマイルでは桜花賞組を上位に評価します。
ただ、クイーンズウォークの場合は距離延長でパフォーマンスを高める可能性を示しており、クイーンCでは後傾で後半勝負に持ち込んでしっかりと素材面で勝ち切れただけに、距離延長で相対的に上昇してきそうな1頭と言えます。
ただ、この中間は脚の状態が回復していない可能性が高く、軽めの追い切り内容からも体調面で不安があります。

ステレンボッシュからの馬連5.9倍的中で17万7000円の払い戻しとなりました。



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