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選手交代の妙 【プレミアリーグ】 第8節 アーセナル vs マンチェスター・シティ

トーマスのパスを冨安が頭で落としハヴァーツのポストプレイから走り込んできたマルティネッリのミドルシュートがアケに当たりネットに突き刺さった。
深夜に歓喜のガッツポーズをしたアーセナルファンは多かった事でしょう。

リーグ戦12連敗、2015年以来1度も公式戦で勝てていない、アルテタ監督が唯一勝ったことがないチームと不名誉な記録が満載だったマンチェスター・シティとの上位対決。
見事に1-0でアーセナルの勝利。

試合後のスタジアムの雰囲気も最高でしたし監督、選手もとても誇らしげなのが伝わってきました。

それでは試合内容を振り返りたいと思います。

まずアーセナルから。
GKは引き続きラヤ。DFはホワイト、サリバ、マガリャンス、ジンチェンコ。MFはウーデゴール、ライス、ジョルジーニョ。FWはジェズス、マルティネッリ、トロサール。
ジョルジーニョは意外でしたが他は予想通りでした。

対するマンチェスター・シティはGKエデルソン。DFはウォーカー、ルベンディアス、アケ、グヴァルディオル。MFはベルナルドシウバ、リコルイス、コバチッチ。FWにアルバレス、ハーランド、フォーデンでした。解説にもありましたがCLで右WGをしていたベルナルドシウバがまさかのアンカー気味のポジション。

シティが両翼を余り使わずに真ん中から攻めてくるいつもとは違った戦術だった様に思います。
全体的に全然から嵌めるのもボール回しもシティの方が上手かったと思います。

アーセナルはラヤからビルドアップしようとしますが寄せられて大きく蹴り出すしかないシーンが度々見受けられました。

一方でシティ側はシウバが後方でボールを落ち着かせていました。アーセナルのプレスも上手いこと剥がされていました。

前半はラヤのミスでピンチになるシーンが多くテレビでも結構抜かれていました。現地でもラヤの起用に疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
お互い様子見という感じ決定機も殆どなく前半を終えました。

後輩は頭からトロサールをマルティネッリに替えてきました。久しぶりにマルティネッリが出場しましたがやはり縦への推進力が段違いですね。サカ、マルティネッリの両翼が居ると居ないとでは攻撃力に大きな差が出ると改めて感じました。

右もジェズスが奮闘していましたがエンケティアとは今ひとつ噛み合ってる感じがしませんでした。ジェズスはウイングよりセンターの方が合いますね。

シティも途中でアルバレス、リコルイス、コバチッチを交代させましたがアルバレスが抜けたのは助かったという気がしました。

その後冨安、ハヴァーツ、トーマスが入ってアーセナルも少しリズムに変化を付けてきました。ジョルジーニョよりトーマスの方が浮き玉でのパスが正確に供給出来ていました。そこが起点になって今回の得点が生まれました。

試合全体がとても緊張感に包まれており手に汗握る展開だった為時間が経つのも早かったし、何より深夜のゲームなのに眠たくなりませんでした。
試合後も興奮でなかなか寝付けなかったのは言うまでもありません。

この勢いで上位をキープして欲しいですね!

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