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退☆学☆寸☆前☆

どうも、ぼるたです。
此処から先は基本的に投稿者本人の軽率な行動が原因であるため「そんな事したお前が悪い」という正論パンチはお控えください。

事の発端は私が数三の授業の予習をしていなかったことでした。
先に説明しておきますと、一年生の頃数三を担当している先生の授業で爆睡をしていた上高校三年間禄に課題を出していなかったためかなり不仲でした。私が通っている高校は運動以外取り柄のない高校なのですがその先生が進路指導主任になってからは進路実績もわずかに上がり教師ですらほとんどの人が意見を出せない状態になっております。はっきり言ってクソです。

事件が起きた前日、私は野球観戦をするために学校を無断欠席していました。そのため予習する範囲がわからずまぁ当てられないだろう楽観的に考えて登校したのですが願い叶わず当てられてしまいました。

その先生の授業では基本的に当てられた問題をその場でホワイトボードで解くのですが受験で数三を使わないことをすでに決めていた私は問題を読んでもさっぱりわかりませんでした。仕方がないので先生に「すみません、わからないので下がらせてください」と申し出ました。すると先生は「お前なんで予習してないんや」と説教モードに。挙句の果てに解けるまで座らせないと言い始める始末。

正直、このときは予習していない自分が悪いよなと反省して、ない知恵を絞りそれっぽい回答を書いて席に戻ろうとしたとき「お前何帰ろうとしとるんな。解けるまで座らせんって言ったやろ」と答えがあっていないことを理由に更に立たされることに。



脳内イメージ

今までどの生徒でもある程度の回答を書いていれば下がらせていたというのに下がらせなかったことにキレたのぼた君。
いつか反抗して痛い目を見せてやりたいやろう考えており、長時間立たせたことで体罰に当たると思った私は
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! と心のなかではしゃいでいました。

再び先生と口論になった際あるタイミングで「もう数三は受験で使う予定がないので全く勉強してないです。」と言いました。両親が教師であるため何を言えば教師の琴線に触れるかはよくわかっています。たいてい教師というのは授業を否定すると面白いように腹を立ててくれるものです。

〜以下実際に起きた会話〜
(数学の先生を 数 私を ぼ とします)
数「なんでお前予習やって来てない上にこの場で解けれのんや」
ぼ「数三を使わない方法で受験をしようと考えているので一切勉強していませんでした」
数「ほぉ 受験で使わんかったからやらんかったんやな」
ぼ「そうです」
数「じゃあ体育もでんのやな」
ぼ「(困惑)… どういうことですか?」
数「体育受験で使わんやろ」
ぼ「まぁ… そうですね…」
数「ところでお前今日国公立の推薦の会議あるけど推薦考えとるんか」
ぼ「考えていません」
数「そうか まぁええわ 座ってもいいわ」
ー席に帰る途中ー
数「お前覚えとけよ」

怖…

今思ってもただの脅しですね。友人から聞くと私は少なくとも25分くらいは立たされていたようです。
この会話が終わった時点では体罰+暴言で自分が言ったことを考えたとしても間違いなく面倒なことにはならないだろう。むしろ大事にすればダメージがでかいのはあちらの方だと確信していました。
また、私立の併願の推薦は考えていましたが、国公立は考えていなかったのでノーダメージ。まさに勝ったなガハハ状態でした。
心残りがあったとしたら体育に出席しないといういちゃもんに対しては数三の授業には出てると言い返せたなと思っていたくらいです。体育を引き合いに出されるのは想定外でした。こういう場面で副教科の話をする先生って本当にいるんですね。感動しました。

次の日、体調が悪かったため数三の授業を含めて何時間か保健室で休みました。
すると、放課後担任から呼び出されました。
なんやろと思い職員室に行くと担任から
「なんで呼ばれたか心当たりある?」と神妙な顔つきで言われました。
冷や汗が流れるぼるた君。
「もしかして数三の話ですか?」
「昨日、何があったん?」と担任に言われ昨日のことを詳細に話しました。
すると、担任から「君、このままだと推薦消えるよ」と衝撃の一言が。
「   マ…マジですか」かろうじて返答しました。
「昨日推薦に向けての職員会議があったんやけど君には推薦出さないって。あの先生は生徒指導主任なんだから君は会社でいうと社長を怒らせたようなものなんだよ。社会に出てたらクビだよ」
担任は続けて「しかも今日の授業サボったでしょ」
私も負けず「いや、体調不良で休んだのをサボったというのはおかしいと思うんですけど」と反論しましたが、
「いや、でもどう見てもサボったというしかないでしょ。多少の体調不良なら授業に出ないと。」と時代錯誤な返答が帰ってくるばかり。
その後も担任と話し合い後日、数三の先生に謝罪に行くことが決まりました。


あまりにも想定外な出来事に暫くの間はなんの感情も湧いてこなかったのですが時間が立つと困惑で包まれました。ほんまにこの学校は大丈夫なんかと。もちろん愛校心なんて欠片もありませんが心配になりましたね。
こんなん出るとこ出たら学校側にまずいんやないんかなと思ったものの、これ以上面倒事になるのは勘弁してほしかったので癪に障りますが形だけでもと思い謝罪に行くことを決意しました。
もちろん、親にも電話がいっていました。親には盛大に笑われたものの、数三の先生と担任に向けて体罰と暴言への抗議と今回の私の態度についての謝罪が綴られた手紙を書いてくれました。ありがたい限りです。

次の日、数三の先生がおられる進路室に謝罪をしに行きました。私の通っている高校の進路室では数三の先生の他にも何人かの先生が常在しています。また、その部屋の半分は自習室として開放されており私と数三の先生の会話が直接聞こえるため野次馬で私の知り合いも自習室に一緒にいました。


しばらくすると数三の先生が進路室に入ってきたため授業中に失礼な態度を取ったことを謝罪し、今後は予習もしっかりしてくる旨を伝えました。
しかし、教室の前ではっきりと推薦はいらないと宣言したため学校としての推薦を出すことはできないと言われました。
ここまでは想定内です。正直、本命の大学ではなかったためそこまで痛手ではありませんでした。
問題はここからです。
話がもう終わったかなというタイミングで衝撃の一言を告げられました。

「ていうか、お前本当なら生徒指導案件で休学処分のところやぞ」

うん、なんて???
困惑している顔をしていると他に常在している先生に数三の先生が今回のいきさつを話して「これは授業妨害に当たるから生徒指導案件よな」と尋ねると肯定しているじゃありませんか。
正直そこまで言うんやったら休学処分にしてくれと言いたかったのですが挑発する元気もなかったのでそのまま謝罪を続行。
帰宅後、生徒手帳で校則を確認したものの授業妨害が生徒指導に当たるという記述はなく先生の出任せであることが発覚。周りの先生も一切否定しないことに学校の闇を感じました。

後日、母親も数三の先生へ謝罪の電話をしてくれました。そこで私の母が担任に私の行動が休学処分に当たるのならばそうしてくれと頼んだことで発覚したのですが、私の通っている高校では休学処分≒停学処分に当たるらしくどうしても休学処分は出したくないと担任から言われたそうです。

そんな事あり得る?

少なくとも私は聞いたことのない制度です。もちろん生徒手帳にはそんな記載はありませんでした。
休学したらエスカレートで退学になるなんてお得ですねヽ(゜Q。)ノ?

なお、私の母との電話が終わったあと数三の先生は「めんどくせぇなぁ」と呟いてたそうです。きれいなまでのブーメランで笑いが止まりません。

これにて私が退学寸前になっている話を終わりたいと思います。
退学寸前ではありますが卒業まであと数ヶ月なので本当に退学になる確率はとても低いと思われますが、退学処分がくだされた場合はまたお知らせしたいと思います。
また、学校推薦は取り消されましたが学校から出す推薦でなければ良いらしいので予定していた学校には総合型推薦で受験することとなりました。
数ヶ月前の話ですので少し曖昧な部分もありますがこんなに面白い話を書き残さずにはいられませんでした。楽しかったです。


P.S.
すぐに書き上げる予定だったのですが日本シリーズの応援をしていて遅くなりました。
阪神日本一おめでとう!!

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