強い少年野球チームに選手が集まる時代は終わった!?
こんにちは。
潰さない!少年野球コンサルティング代表のtonokaです。
今回は、強い少年野球チームについての記事を書いていきたいと思います。
最近の高校野球は、甲子園に出れるような強豪チームに選手が集まる傾向となっています。
公立校の選手数がどんどん減っています。
中学野球は部活動の選手数が激減し、シニアやボーイズなどの硬式チームに選手が流れています。
部活動の地域移行も進行状況に地域差があり、そんな先行き不安も中学野球部の選手数減を助長していると考えています。
では、少年野球は強いチームに選手が集まるのか??
そうでもないようです。
私の県の数年前の高円宮杯全国大会出場チームは、出場翌年に人数不足で消滅してしまいました。
また、私の住んでいる市の高円宮杯市内予選ベスト4のチームのうち、3チームは人数不足で次の世代の新人戦に参加する事ができませんでした。
もう1チームはあるローカル大会を何連覇もしているチームなんですが、そのコーチが低学年が8名しかいなく、将来厳しい戦いになると嘆いていました。
そのコーチが印象的な事を言っていました。
『ウチのチームで野球やりませんか?』
と野球に興味ある子に誘っても
『ウチの子なんて恐れ多いです。』
と断られるとのこと。
このように全国的にどうかは分かりませんが、少なくとも私の住んでいる地域は、強いからといって必ずしも選手が集まる訳ではないようです。(もちろん、全国には強豪で100名近くの選手が在籍するチームもあります)
でも、選手たちも野球をやる以上は上手くなりたいし、指導者も教える以上は強いチームを目指したいものです。
では、なぜ強豪なのに廃れていってしまうチームがあるのか??
それは様々な要因がありますが、1番は強い事しかアピールできていない点、強いという事のアピールが上手くないという点だと思います。
今の時代、本気で野球が上手くなりたい、プロ野球選手になりたいと思って少年野球チームに入団する選手は少ないと思います。
友達がやってるからとか、楽しそうだからとかそういう気持ちで体験に来る子が多いのではないでしょうか?
そういう子たち、保護者には、チームの強さがどうとかはあまり響きません。
むしろ、このチームは子供にも保護者にも厳しいのではないか?面倒くさいのではないか?と構えてしまいます。
子供たちの『野球をやってみたい』というモチベーションがかなり変化していますので、チームの強さをどうアピールしていくか?、+αでどんな良い事があるのか?いろいろ考えて行く必要があります。
このあたりのコツもいろいろあるので、今後の投稿で紹介していきたいと思います。
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