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藤牧くんはスパークル

自分の考えとか、自分の事を話すのが苦手な私が初めてnoteを使ってみようと思う。
( 言葉にするのが得意な訳じゃないので、どうかお手柔らかにお願いします… )

在り来りな毎日を繰り返す中で、突然職場の環境が変わりストレスで自分の身体に心が追い付いていかなかった。

この頃の私は、「みんな我慢してる。」「しょうがない。」「みんな頑張ってる。」と誰かと比べて自分を奮い立たせる毎日。
そんなこんなで我慢が重なり、限界を迎えそうになった時、自分の心が悲鳴をあげている事に気づいた。
最寄りの駅に着くと動悸、息が詰まる、苦しいそんなことを思うようになってしまい自分で自分をコントロール出来ないことが苦しかった。
本当は、頑張りたいそう思っているのに…

いつもだったら、元気を貰える曲も私の心には1ミリも響かなくなってしまった。

私は、自分の事を話すのに勇気がいる。
相手がそれを聞いてどう思うか。
そんな事を考えてしまうから。
 勇気を振り絞って今自分の身に起こっている事を話しても、「心配」という言葉で受け流されてしまって、いつも通りの笑顔の自分に戻るしかなかった。
この状況を変えたくて踏み出した1歩が無駄になってしまったような気がして、悔しかった。

そんな時に、大好きなINI 藤牧京介くんと木村柾哉くんのカバー動画 「鱗(Original by 秦基博)」が公開された。

今でもこの日のことを鮮明に覚えている。
仕事終わり、帰り道にそういえばと思って楽しみにしていたカバー動画を見る為にYouTubeを開くと最初の出だしから涙が止まらなかった。
2人の優しい歌声が、私の心をぎゅっと暖かく包み込んでくれるような気がして、今日一日乗り越えた自分に安心した。

次の日、職場の上の方にきちんとお話することが出来た。(適応障害と診断を受けました)
自分の事を話すのが苦手な私が、勇気を振り絞ることが出来たのは2人の歌声が私の背中をそっと押してくれたから。

この職場で社会人になっての経験値があるからこそ、上に立つことへの不安、責任…全て自分にとって負担になっていたんだと冷静に考えられる今、思う。
私の性格上、言われたことを全て吸収してしまい、整理するのにとても時間がかかってしまう。
物事を楽観的に見れず、真面目に受け止めてしまう事も多い。自分にとって長所でもあり、短所でもある。

少しの間お休みを頂き、自分と向き合う時間を作った。
何も考えず楽しいを優先する時間。
大好きなINIのライブに足を運んだ。
そこには、会場全体を包み込むように大きく手を振る藤牧京介くんの姿があった。

藤牧くんはよく、ライブが大好きだとファンに伝えてくれる。
どんなに遠くても、近くてもきっと藤牧くんには距離とかそういうのは関係ないのだと思う。
この会場にいる全てのMINI(INIのファン名称)に感謝と大好きを伝えてくれる藤牧くんが私は大好きで、そんな姿を見て「こんなにも夢中になれる人がいて幸せだな。」と思った。

振り返ってみると、楽しいとか幸せとかそんな暖かい気持ちになる理由に常に藤牧くんがいてくれた。
きっとこれからもそれは変わらないと思う。
私にとって藤牧くんはスパークルだから。


そんな大事なことを、思い出させてくれたライブ。
今の私に必要で大切な時間だった。

誰かの為になるのも大事だけど一番大事なのは、自分自身の身体と心の健康だと思う。
誰かと比べて、自分の苦しさ、痛み、頑張りを比較しない事。
もし辛くなったら楽しいことを考えて、本当に無理だったらその環境から逃げる。そういう考えも大事ということを忘れないでねと自分に伝えてあげたい。

いつも相談に乗ってくれるお母さんは、私の進む道を否定しない。私もそんな人になりたいと思う。
進む道を否定せずに見守るそんな存在になりたい。
私のことを優しく受け止めてくれる人への感謝も忘れず気が向くままに自分がしたいことをしようと思う。
藤牧くんが作詞した曲を聴くと、よりそう思わせてくれる。いつどんな時もINIの歌が藤牧くんの声が寄り添ってくれているような気がして。

まだ長い人生ゆっくり自分を大事にしながら生きていきたい。






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