【小説】豊と正の、珍道中19

ー文香のボーカルー

 文香は、大魔神からシンフォニックメタルのボーカルをやれば、金は儲かるゲーム音楽を意識した音楽で、クラシックの要素があると言われ聴いていた。
「へーなんだロープレを意識しているような気がするけど、ソプラノみたいな歌い方してるし、悪くないじゃない、メタ,ルは全部騒音で叫んでるとばかり思ってたらこれなら歌ってみたいな」
その時だった。

ハー!ハー!ハー!テレビデ歌ッテミロ!オマエハ歌姫ダ!

 その時豊達は豊の兄、慎也と合流して、話し合っていた
「なんだか豊も以前よりは頼もしくなったな、紹介しようオレの婚約者、治子だ…こんな時に婚約者を紹介するのもなんだが文香がさらわれた上助けに来るなと言われて動転してるとおもってな…」
「いや、動転というかかんがえたら、べつにあいつらを、倒す必要も論破する必要もないと思って…この際だから、違う音楽を根絶するわけじゃなくなればいいと思って…メタルは違う音楽と融合すればいいから…音楽に間違いも正しいもないと思って…」
豊はついに結論を出しはじめた。

ー豊の計画・・結論ー

豊はいきなり語り出した
「この際だから、世界中の音楽を全部メタルと融合して、すべての音楽ジャンルのアーティストを守るなんてどうかな。メタルは細分化してなんでもなんでもメタルにできるんだ。極論何々メタルと名乗ればメタルというかなんでもメタルなんだ。ヘヴィメタルバンドと名乗れば、メタルというかたんなるクラシックみたいなポップスみたいなメタルもあるし、メタルの特徴のハードディストーションサウンドが目立たないメタルも多い…あとは交渉だ…」
みんな驚いた。マヌケで、ボケかましてる豊がいきなり理路整然としてただのバカじゃないのが、みんな理解した
「豊…お前…あとはどうするつもりだ…」
「交渉もそうだが同盟結ぼうと思って…いっそのことメタル建設していいと思う…」
慎也は
「そうか…あとはやつらの居場所を探るかまた目の前に現れたら、交渉するまでだ!」
正も納得した。朋佳は
「メタル大帝国を建設したら、私は様式美メタルのボーカルやりたいな…私も歌ったり金儲けたいな…」
だんだんまとまりもできはじめた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?