見出し画像

ジャンクロードエレナ氏が作るお茶の香水(ブルガリ オー パフメ)

暑くなってきました。これからの時期はシトラス系や石鹸の香りが大活躍しそうだ。
これらの香りは、爽快感があり柑橘の酸味が感じられるのが特徴だ。

今回は、男女問わず人気である「お茶」をテーマにした香りを取り上げていきたい。

1992年に発表されたブルガリ オーパフメだ。
この香りは90年代ユニセックス香水の先駆けとなった。驚くことに本物の茶葉は入っておらず、彼が一から茶葉の香りを再現したものだ。

※ちなみに、この香りを作るのに実際にお茶専門店に出向き、全てのお茶の香りを嗅いだ。自分のイメージに合ったお茶の香りを裏づけた。
それだけでなく、成分の分析やお店で体験したエピソードを入れた。

香りのノート

トップ コリアンダー、オレンジブロッサム、マンダリンオレンジ、ベルガモット
    カルダモン、レモン、ペッパー

ミドル ジャスミン、スズラン、ブルガリアンローズ


ラスト サンダルウッド、アンバー、ホワイトムスク、プレシャスウッズ、シダー

※感想
お茶の甘みとすっきりした後味が感じられる。残り香はほんのりウッディさと少しお花の香りがする。
スパイスと柑橘類とお花の香料がうまく調和しており、茶葉の風味と旨みを表現している。
したがって新芽が出てきた茶葉をイメージできた。一つの香りで太陽の光をたっぷり浴びた茶畑、朝露に濡れた葉のみずみずしさを感じ取れた。

19種類という多くない材料で、緑茶の香りを作り上げるエレナさんはすごい。
お茶の香料を使わず、さまざまな産地のものを分析する研究心が傑作を生み出すことにつながっているかもしれない。
その裏でたくさんの苦労と研究があったのかなと思ってしまいます。

持続力が短めだが、そのなかで緑茶を飲んだときの後味、そして茶葉本来の旨みと甘みがある。長年にわたって多くの人に支持されている理由がわかった。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
Aosagi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?