見出し画像

9月29日(金)は十五夜!!十五夜にするべきことってあるの?

日本には日本独自の行事・イベントがあります。
最近は、ハロウィン🎃にブームを取られてしまって、『十五夜ってなに?』となっている人も多いですね。
わかります!だって、ハロウィンの方がカワイイんだもの。(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)カボチャとかオバケとか魔女とか!
でもね、今年くらいは十五夜にも意識を向けてみませんか?

そんな話です。

■そもそも、十五夜ってなあに?

十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事です。

収穫祭という意味でハロウィンと共通していますね。
その雰囲気?イメージ?の違いはお国柄でしょうか。
ハロウィンは賑やかな感じだけど、十五夜はまったりな感じ。

それもそのはず、もともとは平安貴族が中国の観月という習慣を取り入れ、中秋の名月を見ながらお酒を飲む日だったのが、庶民の間にも取り入れられ始め、秋の収穫(芋類が多かった)を感謝しつつ月を愛でる日となったそう。

そもそも、日本人てのは月が好きなのです。
古事記で「三貴神」と呼ばれる最も尊い神様の一人に、月読命(つくよみのみこと)という月の神様が数えられる。
阿倍仲麻呂の「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」など、百人一首の中だけでも、月を詠んだ歌は12首もある。
「有明の月」「残月」「暁月夜(あかつきづくよ)」「朝月」など、夜が明けても残っている月を示す言葉だけでもこんなにある。
竹取物語』はもちろん、萩原朔太郎の『月に吠える』という詩集もあれば、滝廉太郎の「荒城の月」というもあれば、「月に代わってお仕置きよ!」という美少女戦士が主人公のアニメもある。

そして、面白い話を見つけました。
満月よりも欠けた月の方が好きな人が多い】それは、【全てが明らかになっていることよりも、隠された部分、見えない部分があることに日本人は魅力を感じる】から。

ロシアの方は月を見ないそう。
寒さに耐えてまで空を見上げる時間は持てないからなのではないか?とのこと。

平安時代から続く、月を愛でたいDNAを今年は満足させてみようじゃないか!
そんな気持ちで、このはなさくやは準備をしちゃいますよ~。
だって私、農家じゃないから【収穫祭】には違和感があったのです。農家の方々に感謝と労いの気持ちは抱くけれど、収穫を祝うのは違う気がしちゃってね。
でも、遺伝子が求める月を愛でる日なら…納得です。

▼ここから先は実際に準備することです▼

ここから先は

1,720字 / 4画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?