メロンパン号を見てきたよ！

メロンメロンまるごとメロン～♪
はるばる海を渡り、北の大地までまるごとメロンパン号がやってきました！

TBSの金曜夜ドラマだったMIU404を全話きちんと見て、あまりの面白さと描かれる”現実”に震えたり泣いたり悔しがったり笑ったりしたのはつい最近のこと。そうしたらちょうどタイミングよくメロンパン号キャラバンが北海道までやってきました！
前日夜に「どうしようかな～行こうかな～」と思っていたら、MIU404を見てメロンパン号も見に行った友人たちに「ぜひ行ってみて！」「すごく良いから！」「物販の列すごいよ！」と言われ、そういうことならと思って現地まで出向きました。物販の列に並んでる時に、大阪会場なんかでは早朝から並んだお客さんがいたことやコースター2枚セットが早々に完売になったことなど驚きの情報も。

とにかくまあ良かった。グッズが買えたのももちろんうれしいんだけど、撮影に使われた小道具や街中に停まっているメロンパン号が見られたのがとてもよかった。そして、MIU404のファンの方たちがこんなにいるんだなって実感できたのが何よりもうれしかったです。

色々な方がいました。お持ちになっているグッズやお洋服から出演する俳優さんが好きでMIUを見始めたのかな、という感じの方。作中に出てくるアイテムをモチーフにしたアクセサリを付けていらっしゃる方。ご友人と来た方。おひとりの方。親子連れの方。昨日もいらっしたのかな、という雰囲気の方。ご自分のポリまるくんを大事に抱いておられる方もいらっしゃいました。みなさんそれぞれ作中の好きなポイントがあって、作品のことが好きで、そういう楽しくて明るい時間を過ごせたのがとても良かったです。

幸いにも今日は日差しもあまり強くなく、長～い物販の列に並ぶのもあまり苦痛ではありませんでした。野外に展示されたメロンパン号ではメロンパンのうたが流れていて、作中のあんなシーンやこんなシーンを思い出してちょっと笑ってしまいました。特に印象に残っているのは4話「ミリオンダラーガール」のハイライト。高速バスを止まらせて一安心した矢先に志摩に拳銃が向けられるシーン。あのものすごくシリアスなシーンでこんな牧歌的で気の抜けるなんかちょっと間抜けが曲がかかっていてどんな顔をしたらいいのか分からなくなったのを思い出します。そして改めて見れば見るほど、このメロンパン号のかわいいこと！　こんなかわいい（ちょっと間の抜けた宣伝ソング付き）車が警察車両だなんて誰も思わないよね～～！という気持ちになったし、こんなかわいい車からとっても頼りになる素敵な機捜のあの2人が出てくるのかと思うとなんだかグッとくるものがありました。メロンパン号の車内シーンはいつも志摩と伊吹の楽しい会話シーンでいっぱいで、何気ない2人のかけあいなんかも思い出しました。

小道具なんかを眺めては登場した印象深いシーンを思い出してやっぱりMIU404という作品が好きだなと改めて思いました。
MIU404はフィクションだけどこの現実に生きる私たちの物語でもあって、作品で起きる色々な事件はいまだ解決せず根深く存在する私たちの（社会の）問題の一端でもあって、決して平坦な心で見ることができる作品ではないのだけれど、根本的な解決は困難であるという前提をもとにそれでも現状を良くしようと走り回る桔梗隊長率いる4機捜の人々はあったかくて優しくて厳しくて高潔で、希望だなぁと思いました。

メロンパン号、ここまできてくれてありがとう！