大和物語00047

話を古代イスラエルに戻す。ダビデはルツの伝でモアブからイスラエル王国に入り、年齢を考慮して羊飼いエッセイの末っ子8番目を装った、故に兄達も見知らぬ小僧ダビデの待遇には愚痴を綴っている。
ダビデは最初からゴリアテの首を獲る為にイスラエル入りした、故にゴリアテに囃し立てられるのもダビデが真珠湾攻撃の如く計算済み、仕向けたと考えて妥当である。
サウル王から待遇受けていたダビデはゴリアテ討伐後一躍庶民にも知れ渡り、それを脅威に受けたサウル王からの幾度にもわたる暗殺遂行も巧みに交わした末にサウル王死後、ユダの後押しもあって自ら王に君臨。ダビデは純血シュメールというより、モアブなりどこかアラブの血がそれなりに多く、そこから生じた支配欲で永年王として君臨、対して、よりシュメールなモーセは自ら身を引いた。ダビデが王として在命中はそれでもイスラエル王国はその史上唯一平和極まりなく問題無かったが、支配欲の膿は息子ソロモンを経てイスラエル国民から爆発、国は分裂、後に滅亡。
つまりダビデ王は、シュメール的には、失敗作。

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