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育成ストーリーから選ぶオススメ★3ウマ娘

(この記事は縦に長いです。ごめんなさい。)

やってますか?ウマ娘
年が明けて、TVアニメ3期放送記念の★3引換券も販売(有料です)されました。この引換券は、去年末まで登場した任意のウマ娘と引き換えられるという神アイテムです。(有料ですが!)
というわけで、ここらで個人的にオススメのウマ娘を紹介しようと思いますので、引き換え候補の参考にしてもらえればと思います。
ちなみに、オススメの基準は育成ストーリーが良かったウマ娘ですので、対人戦でガチりたい人は他の攻略サイトなどを参考にしたほうが良いですよ。


ウマ娘の育成ストーリーを楽しむときのお約束

約束ってほどのモンじゃないのですが、育成ストーリーを楽しみたいときには、まずそのウマ娘の個別ストーリーを4話まで読むことをおすすめします。トレーナーとの出会いというか、イントロダクション的なお話が4話までにありますので、そちらを読んでから育成をするとすんなりストーリーに入っていけます

それではネタバレなしの紹介からいきましょー


ストーリーが良かった☆3ウマ娘(ネタバレなし編)

メジロパーマー

他のメジロのウマ娘とは印象が違い明るくて面倒見がよく、後輩からも慕われてるパーマー。ただそんなパーマーも「メジロ家」という名にプレッシャーを感じてしまう
思うに、メジロのウマ娘は歴史とか家の名誉とかにこだわり過ぎなんだよなぁって思います。
そんなパーマーがトレーナーや、ズッ友のダイタクヘリオスのサポートによって自分らしい走り方を見つけていくのが大まかな流れです。
メジロ家から大逃げしちゃったパーマーが自分の走りにどんな答えを見つけるか、というのがメインテーマになると思います。


ファインモーション

とあるお国のやんごとなきご身分のファイン。
やんごとなきお父様から3年間という期限付きで日本で走ることを許されます。どんなにレースで優秀な結果を残しても3年後には公務のため国に戻らなければなりません。
残された少ない時間の中でできるだけ思い出を作ろうとするファイン。
終わりが見えてきた時にファインとトレーナーはどんな選択をするのかと、ファインの王族としての貴い行動が見どころのストーリーです。


ナカヤマフェスタ

ギリギリのスリルに身を置くことに生きがいを感じる勝負師ウマ娘。レースの世界に入ったのもスリルを得たいため。
モデルとなった競走馬は、凱旋門賞で2着に入った名馬。この成績は今でも日本馬最先着タイの記録となっています。
なので、育成ストーリーも自分を熱くさせてくれるレースの世界で生きることが目的…と思ったんだけど!?

アウトローな世界で生きてきたナカヤマが、自分の走りが他人の生き方に影響を与えていくことに気付くのがストーリーのキモです。
ナカヤマの育成ストーリーですが、「Make a new track」 や「プロジェクトL'Arc」以外ストーリーが読めるシナリオで育成した後に「プロジェクトL'Arc」シナリオで再育成することをおすすめします!


シュヴァルグラン

アニメ3期で、同期のキタサンブラックにクソデカ感情をぶつけたシュヴァルグラン。満を持して昨年末に実装されました。アプリ版ではどういうシナリオなんでしょうか。

アニメ版同様にキタサンブラックへのライバル心とあこがれを描いたストーリー?
実力はあるのに自信がなかった子が自信をつけていくまでのストーリー?
優秀な姉と将来有望な妹の影に隠れてしまった真ん中っ子のサクセスストーリー?

どう転んでも面白そうです…
大筋は「実力はあるのに自信がないのでいまいち力を発揮できない」というウマ娘を支えるトレーナーの話、といっても良いのですが…
一応アニメ3期を見ても見なくても楽しめる内容になっていますので(たぶん)その辺は安心して下さい。


ひとまずここまでのまとめ

ウマ娘の育成ストーリーの特徴として、キャラクターやモデルとなった馬をよく知らなくても育成ストーリーを終えた後に好きになっちゃうというのがあると思います。(自分だけ?)
今回は、★3のウマ娘だけをあげましたが、★1、2でも読み応えのあるストーリーはあります
ちなみにTOP画像のアヤベさんは、ストーリーも良かったんですけど、うまく感想をまとめられなかったのでお詫びの意味を込めて載っけました。

今回紹介したストーリーは私がガチャで引けたウマ娘のみになります。
他にもオススメの育成ストーリーが有りましたら教えていただけると幸いです。(ケイエスミラクルのストーリーが良いというのを聞きました!)




ここからはちょっとだけネタバレ感想編

ここからは上で書いた4人のネタバレ感想になります。まだ育成されてない方は見ないほうが良いですよ。(ゆーても、そんなに核心部分は書いてないはず)



メジロパーマー(ネタバレ感想)

メジロの重圧から逃げ出したいパーマー。
そこで出会ったのが、好きに走って良いフリースタイルレースとトレーナー、そしてズッ友のダイタクヘリオス
メジロ家にこだわらず自分の走りたいように走って良いんだと気づくパーマー。それを支えるトレーナーとヘリオス。

メジロ家から大逃げしちゃおう

この育成ストーリー、特にヘリオスの位置づけが素晴らしいと思いました。
92年の宝塚記念有馬記念をあのような形でストーリーに組み込んだのには素直に感心してしまいました。ヘリオスの得意レースはマイルまでなのに…

ヘリオスが愛らしい

あと、最後の有馬記念を勝った後のパーマーのコメントにはニヤリとしてしまいました。こーゆーネタを最後にドカンとブチ込んでくるのはニクイ演出だな〜ってなりました。

ぶちかませ〜

パーマーの育成をするとヘリオスも欲しくなっちゃうんですよね… でも、残念ながらガチャで出てくれなかったんですよ…


ファインモーション(ネタバレ感想)

ファインモーションというウマ娘はとても聡い性格で、自分の立場となすべきことをわきまえています。そのため、いくらレースで優秀な成績を残したとしても3年後に必ず国に戻るという運命を受け入れてしまい、どこか諦めに近い選択をしようとします。

国に帰って国民を率いなければならない身分

そんなファインに対して、「物分りの良い殿下」「本当の気持ちを言えよ」とイラついてしまうエアシャカールの気持ちにも、なるほどと共感できてしまうのです。

こんな返しができるファイン、すご過ぎる

あと、ファインは他のウマ娘のストーリーにある、凹んだり弱音を吐いたりといったことを表向きには出しません。トレーナーといる時だけ、本当にちょっとだけ自分の気持ちを出します。このあたりは徹底していて、将来、一国の主になるファインモーションというウマ娘の覚悟をよく表しているなと思いました。

トレーナーといる時だけ見せる本音
最後のレースを終えて

特に良いと思ったのが、育成終了時のグッドイベントの「Rain or Shine, I'm fine!」というイベント名です。
これは「雨でも晴れでも、私はご機嫌♪」って意味なんですが、この一文でファインモーションというウマ娘の全てを表しているなぁと、そして育成終了時にこのタイトルをもってくるのかーやるな~となりました。
たぶん、ここまでファインのストーリーを見てきた人ならそう思ってくれるはず。

いつでも前向きに

ちなみに、ファイン殿下がラーメン好きの理由はさっぱり分かりませんでした…


ナカヤマフェスタ(ネタバレ感想)

正直このストーリーはずるいなと思いました。
勝負師という位置づけのキャラなのに、こんなストーリーになってるとは夢にも思いませんでしたので。
もちろんナカヤマが勝負師的な一面を見せるエピソードはたくさんありますが、それ以上に先生とのエピソードが強すぎる
ちなみに、ナカヤマの恩師である「先生」のモデルはナカヤマフェスタ号の最初のオーナーさんだそうです。(「最初」って書いたのは後任の方がいるからで、つまりはそういう事です。)

ナカヤマフェスタの元ネタについてはこちらの方の記事が詳しいです。

個人的には、ナカヤマの走りが同期であるトーセンジョーダンの希望になる、という展開も大好きです。

ジョーダンさん、そのカッコ寒くないっすか?

そして、通常の育成ストーリーでは凱旋門賞への出走はできませんが、2023年8月に実装された育成シナリオ「プロジェクトL'Arc」では凱旋門賞に挑戦できます。ナカヤマフェスタはこのシナリオではシナリオリンクキャラとして設定されていて、シニア級の凱旋門賞に勝利すると追加エピソードが見れます。

追加エピソードその1

通常育成ストーリーをグッドエンドとするなら、「プロジェクトL'Arc」はナカヤマフェスタのトゥルーエンドになると思います。
なんかもう、ナカヤマのために追加されたようなシナリオだよ… >L'Arc

追加エピソード2

ウマ娘史上一番泣いたかもしれません。本当にずるいシナリオだなって思いました。


シュヴァルグラン(ネタバレ感想)

2つめのずるいストーリー。
ネタバレなしの方で、こう書きました。

アニメ版同様にキタサンブラックへのライバル心とあこがれを描いたストーリー?
実力はあるのに自信がなかった娘が自身をつけていくまでのストーリー?
優秀な姉と将来有望な妹の影に隠れてしまった真ん中っ子のサクセスストーリー?

シュヴァルグランのストーリーは上記全部が詰まっていました
さらにプラスアルファの要素もあります。なんとなくこちらの方がメインのように思えます。

シュヴァルグランのストーリーに出てくる幼なじみのウマ娘「シャインプレイズ」のモデルはおそらくアドマイヤデウスです。
これに気づいた時、「やりやがったなサイゲ!」ってなりました。
ただでさえ、アニメ3期12話のシュヴァル回が良い回だったのに、さらにそれ以上のこんな難しいエピソードをブチ込んできやがって、と…

幼なじみとの電話

シュヴァルグラン(フランス語で「偉大な馬」)が目指す「偉大なウマ娘」がどんなものなのか。最初は曖昧だったシュヴァル自身の考えも、多くのレースを経験するにつれて具体的になっていきます。その過程と、シュヴァルが出した答えも素敵だなと思いました。

シュヴァルの成長を感じられる一言

この育成ストーリーを終えた後にアニメ12話を見ると、レース後のシーンでキタサンに言ったセリフ
ぼくはなる、君を超える偉大なウマ娘に。
にとんでもないエモみのバフがかかります。


最後のまとめ

こうしてみると、ただ「勝つために走る」というストーリーより、「なんのために走るのか」、「走ることで何が得られるのか」といった事を描いたストーリーが好きなのかなと思います。もちろん、「最強を証明するために走る!」みたいなのも好きなんですけどね。
まだ手に入れてないウマ娘もいますし、今後追加される娘もいるのでまだまだ楽しみはつきません。(できれば性能も良いウマ娘の方が嬉しいんですけどね)

以上です。

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