24.4.21 九州チャレンジロードレースME

[種目・距離:]
ロードレース
2.3km×28周回

[注目すべき選手、チーム]
スパークル大分

[天気]
微風、雨

[コース状態]
ウェット

[使用機材、空気圧等]
・フレーム
スペシャライズド S-works tarmac SL7

・ホイール 
前輪
ENVE SES3.4
タイヤ ENVE チューブレス27C 4bar

後輪
ENVE SES3.4
タイヤ GP5000 TT TR 4.3bar

・ヘルメット 
OGK kabuto イザナギ

・サングラス 
OGK kabuto 122

・ジャージ 
チャンピオンシステム APEX サマースキンスーツ(2-PIECE)インナー無し

・ソックス
フットマックス FXB117 3D SOX ロードバイク"ゼブラ

・バーテープ
イオミック

[レース目標]
6位以内表彰台

[レース戦略]
スプリントになる前提で動く。実力差で分断する可能性はあるので前々で。
ラスト周回のバックストレート(追い風)でアタックして残り1分半コーナーまで全力。必ず先頭から5番以内でホームストレートに入る。

[レース前の食事、レース中の補給]
前日は通常通り。

補給
スピードウォーター×2本
ジェル×1,カフェイン200mg×1

[ウォームアップ]
30分ほど外走。雨雲が来る予報だったので1時間前に終了。

[スタート時の覚醒状況、やる気]
アップの感じだと体の調子はよさそう。
集中力も上がっている感じ。

[リザルト]
完走最下位。

[パワーデータ]
1:36 Ave202w NP246w

[うまくいった点]
ゴール前に全力で仕掛ける事ができる状態で最終周回を迎えることができた。

[改善点]
雨で前選手が落車する可能性を考慮せずに車間を詰めすぎてしまっていた。気合が入っているレースだとと安全マージンが小さくなっている。

[レース後の痛み、違和感、不具合]
翌日安静時心拍がいつものハードな翌日より少し高め。落車の影響?

[レース後のケア]
ストレッチと交代浴。
練習量と強度を2日間落した。


[雑記]
全日本資格を獲得するための重要なレース。
普段ならHSRのレースはいつもの練習会並の感覚だけど、全日本資格がどうしても欲しいので若干緊張気味。24人中15人が獲得できるので普段通り走れば特に問題ないはずだった。

今回のレースでは、スパークルがどう動くかによってレース展開がほぼ決まるので、同調して動くつもりで。集団ゴール展開なら鹿児島クリテで試そうとしてかなわなかったゴール前の自分のパターンをどのくらい通用するのか是非試したい。

HSRは正周りだと下り基調の長い直線から最終コーナー後も200M近くあり、コーナーリングスキルもスプリント力もない自分にはあまり自信がないレイアウトなのでかなり難しいレースになると思っていたが、現地に到着してみるとどうやら逆回りでレースを行うらしい。最終コーナーからゴールまで下りですぐ。コーナーにはいる手前の順位でそのまま決まりそう。これなら自分にもチャンスがあると思えた。

レースが開始して勢いよくアタックをする選手が多数いたが、スパークルは後方で固まっている。3周目くらいでりょうすけさんと千原が乗った3人の逃げができ、数周後にブリッジの動きから5~6人の逃げになりかけたところをスパークルが引いて吸収。この後の動きで更にりょうすけさんが抜け出し、スパークルの西原さんがチェックに入り2人逃げになったところで一度だけブリッジして合流してみるも全く逃げる気がなさそうなので自分も最終盤に向けて脚を貯める事に専念する。

この後は単独での逃げでレースが展開して集団も最終盤に向けて脚を貯めるムード。かなり緩い展開でここまで来たので、最終に強力な逃げが決まる可能性も限りなく低い。やりたかった事が出来ると最終周に向けて集中する。

残り4周くらいからスパークルが先頭を固めてけん引開始。若干スピードが上がる中で危うい雰囲気になってきたので、常に前方に位置どる様に注意。誰もスパークルの邪魔をする気が無く、比較的安全に周回を重ね、最終週へ。

ここでも大きく位置取り争いもなく危険を感じないまま進み1列でコーナーを進む。アタックポイントはバックストレート登りきりの直前。気持ちが入って体も少し前のめり気味。意図せず安全マージンを取らずに前方選手との車間を詰めてしまう。コーナーの出口で前の選手がハンドルを切ってしまい落車。避け切れない。そのままその選手を踏みつけてしまい自分もバランスを崩し転倒。その場で暴言を吐いてしまいたい気持ちをぐっとこらえ、急いで立て直して追うも集団に追いつかないままゴールした。

鹿児島と同じく最終周回での落車。なぜ知らない選手の後ろで進んでしまったのか、安全マージンを取らなかったのか。悔やんでも悔やみきれないが、幸い体もバイクもほぼ無傷。翌週のレースにはほぼ影響がなさそうで一安心した。落車してしまった方も、レースが終わってテントまでわざわざ謝罪に来てくれた。その場では怒りこそしないものの全日本の資格を取れなかった事への不満であまり良い態度で返せていなかったと思う。申し訳ない。もともと西日本で勝つくらいでないと全日本に出てもどうしようもないと思っているので、ここで取れないのは大した問題ではないのだが。

ここ最近のレースでの嚙み合わせの悪さは、レースへの気合が乗っているという面では良い兆候だと思っている。重大事故になってしまう前に勝利へ向けて集中した中で、ひとつひとつのシチュエーションでのリスクとリターンのバランスを取り、ばっちり噛み合わせて良い結果に繋げたい。来週は西日本ロード。厳しいレースになるのは間違いないが、得意な比較的長時間のアップダウンレース。良い状態で迎えることが出来るように今週を過ごす。


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