感知身融合の教育実践スタート

「感知身融合の教育実践に向けて」

 昨年あたりから、今まで自分が大事にしてきたことをかえりみて、これからの道を見極めようと模索し始めました。

 それは、教師としての在り方にとどまらず、人としての在り方も含めてのこと。

 ある時を境に、劇的に変容した私の人生。そしてそれに伴って、教室も一瞬にして変わったのがわかります。
 いったい何をしたからそんなに良くなったのか。
 高きを観るとまだまだな自分が観えすぎて、学び続ける毎日ですし、人様に発信するなんておこがましいとも感じます。
 ただそれでも、周りから称賛されるからには何かあるに違いない。褒められるたびに、一体何がそんなに良いのか説明して欲しいと懇願しても、みな口を揃えたかのように「そういうことではないのだ、とにかくいいからみんなのために公開しなさい。」と。
 だから、私は知りたいのです。私が目指す教育の在り方に届いていなくとも、その片鱗が確かにあるはず。それを、言葉にしたいのです。そして、私が感じている日々の子どもたちとの幸せな瞬間のように、他の誰かもその瞬間を味わうことができる一助になれるなら、こんな嬉しいことはありません。

 そんな思いをずっと抱いていたら、昨年、天からの助けか恩師である髙橋史朗先生と再会しました。昨年度は、史朗先生のもと、「脳科学をいかした国語科教育と学級経営の実践」をテーマに研究しました。今年は史朗先生が提唱されている「感知融合の道徳教育」にこれだ!と直感を得て研究を始めました。

 そしてこの夏、今までの自分が大事にしてきたことをもう一度かえりみた時、この「感知」にプラスして「身」が加わっていると気づきました。
 「感知身」この三つが、ホリスティックな世界観でいうところのまるで一つの織物のように繋がりあって、まさに融合している教師の在り方や教育実践こそ、私がこれから追求して極めていく道と確信しています。

「感知身融合の教育実践」

 これを念頭に、ここから千年先の子どもたちにまでお役に立てるような教育実践を積み重ねていきたいと思います。

 方向は決まった!あとはやるのみ!
 まずは、私が大切にしていることを備忘録のようにnoteに記していきます。そして、それが、少しでも私と同じように試行錯誤している先生方のお役に立てたら嬉しいな。
 こんな感じで、50歳。人生後半をスタートいたします。

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