【シンプルだけど深い!】投資の格言第二弾!
投資の世界に限らず、世の中にはたくさんの『格言』がありますね!格言には、身をもって体験した先人達の想いが詰まっているのです。
ことわざなどもそうですね。昔の人は『よくわかってるなぁ』と関心してしまうことがありますよね?
では、今回も投資の格言について書いていこうと思います!
格言①『相場は相場にきけ』
最初は、『相場は相場にきけ』です。
相場は天邪鬼(あまのじゃく)です。人が考えているとおりには、なかなか動いてくれませんし、理屈では割り切れない、いわゆる「理外の理」で動くものです。「相場は生きもの」といわれることもあるほどです。
自分が下した判断だからといって、これにこだわり過ぎ、あるいは意地をはっていては、大きな痛手を受けることになります。『相場のゆくえは、相場だけが知っており、素直に相場に従うべきだ』ということです。
たとえば、買いを考えているなら手はじめに少しだけ買ってみます。いわゆる打診買いです。予想通りに株価が上昇すれば、さらに買い増していけばいいですが、思うように上がらなかったり下がるようなことがあったときには、自分の判断が誤りであることを素直に反省して、しばらく様子を見たり逆に売りに回るなど戦略を改めなければなりませんよね?これが、「相場に相場を聞いた」結果ということができるだろう。
前回の格言のブログに出てきた「人の行く裏に道あり花の山」と矛盾するかのように思えますが、何がなんでも大勢に逆行しろといっているわけではないのです!
例えば下げ相場であれば、何を見ても一斉に弱気を示しているような最も下げ底となっているとき、つまり夜明け前がいちばん暗いといわれるようなそういうタイミングを感じ取って買いに回れといい、上げ相場なら過熱状態になったら売るべきだといっているのです。決して上げの途中や下げの最中で流れに逆らえといってるわけではないのですね。
心静かに相場に耳を傾けること。それが「相場は相場に聞け」の真意でしょう。実際にそれはなかなか難しいため、次の格言が出てくるわけですが…
格言②『売り買いは腹八分』
これはシンプルな格言ですね!ですが、この格言には2つの意味があります。
一つは、最高値で売ろうとか最安値で買おうと思うなという戒めであり、もうひとつは相場に向ける資力は適当にとどめ、決して全財産を投入するなという教えです。
前者の方は、『欲張り過ぎずに八分目くらいで我慢しなさい』というものですが、八分目といったところで実際の天井、底の値段がわかるはずがありませんよね?要はもうそろそろと思ったところで売りまたは買う心を教えているのです。
以前のブログでも登場しましたが、「頭と尻尾はくれてやれ」といい、骨までしゃぶろうとする愚かさを戒める格言もあります。つまり、利食いで売った株は誰かが買うわけだが、その買った人にもいくらかは食べられるところを残しておけというたとえであるのです!
同じ意味の格言で別の表現のものもある。「バラを切るごとく売るべし」というものです。
苦心して育てたバラを八分咲きで切るのは惜しい気もしますが、満開になってからでは、これをもらって喜ぶ人は誰もいないのです。株を売るのも同様だというものである。
一方、もうひとつの投資資金量の問題ですが、これはいまさら言うまでもないですね!このブログでも度々申し上げていることです。
無理な投資は失敗のもとです!投資は長く続けられなければいけません。切迫した気持ちは必ず目をくもらせるのです。株式投資は余裕資金で行うことが必須条件となる。ウォール街の格言にも、「強気も弱気も株でもうけられるが、欲張りはダメ」があります。
いかがでしょうか?今回は二つクローズアップしてみました!
どちらもシンプルですが、見た目以上に深い格言だと私は思います!
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