リスクを許容できますか?

新NISAが始まって半年以上となりました。

この前の暴落に巻き込まれてしまった方も多いことでしょう。

この暴落を経験して、みなさんはどう思われましたか?

『やっぱり投資ってリスクがあるじゃないか!』

そう思われた方もいらっしゃることでしょう。

そして、『怖いからもう辞めよう…』となってしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも考えてみてください。

『リスクがないもの』ってありますか?

リスクは怖いけど…

冒頭でも書いたように、この数週間の相場は暴落からの急上昇と、かなり荒れました。

今年から投資を始めたばかりの人にとってはまさに恐怖の日々だったことでしょう。

あらためて投資のリスクを再確認するきっかけになりました。

そして、このような状況になるとリスクを理由に投資についてネガティブな意見を見かけることが多くなります。

たしかにリスクは怖いものです。

ですが、落ち着いて考えてみてください。

この世にリスクのないものはありますか?

実際にはほとんどありません。実はわかっていないだけで、何をするにもそれ相応のリスクが伴っているのですね。

どこまで許容できるか

投資は、どうしても『リスクが高い』と捉えられてしまいがちです。

そして『預金ならリスクがない』と考えている人が多いのも事実です。

実際には預金していてもリスクに晒されています。

お金を預けてしまうということは、その金額を守ることはできるかもしれません。

しかし、物価の変動や金利変化などにより通貨の価値は日々変動しています。

同じ金額で買えたものが買えなくなることも現実によく起こっています。

投資を批判して預金してしまうということは、インフレなどが起きたときに資産価値が減ってしまうリスクについては許容しているということになりますね。

投資をすることによる損失のリスクは許容できないが、預金する場合のリスクは許容できるのか?

人それぞれ意見はあると思いますが、これからの時代はどんなリスクならば許容できるのかを考えていく必要はあるでしょうね。

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