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債券を知ろう!

初心者向けの投資として、投資信託が良いとよく言われていますね!

初心者向けの投資といえば投資信託と…

その次は何がきますか?

今回は、投資の中でも少しだけ影が薄い、でも重要な『債券』についてクローズアップします!

債券て何?

よく初心者向けの投資といえば、投資信託が挙げられます。

しかし、実は投資信託だけでなく、『債券(さいけん)』というとのもあります。

債券は、国や企業などの発行体が、投資家から資金を借り入れるために発行するものです。

債券には5年や10年などの満期が定められており、満期となる償還日(しょうかんび)には、額面金額が投資家に払い戻されます。

投資家は、発行体に対してお金を貸す代わりに利子をもらう、というイメージです。

銀行からお金を借りるときをイメージしてみましょう。

10年ローンで100万円借りるとして、分割返済ではなく10年後に100万円返します。(あまり現実的ではありませんが…)

その間の、10年間は一定の利率で銀行に利息を払い続けるとします。

これを銀行が私たちに貸し付けるのではなく、私たちが銀行にお金を出して行うのが債券なのです。

債券の種類

債券にはいくつか種類があります。

国が国民からお金を借りるときに発行する債券を、国の債券という意味で「国債」といいます。

おそらく投資信託以外で証券会社だけでなく銀行や信用金庫、ゆうちょ銀行などのほとんどの金融機関で取り扱っている唯一の商品でしょう。

また、株式会社が一般の人やほかの会社等からお金を借りるときに発行する債券を、会社の発行する債券という意味で「社債」といいます。

株式会社であれば株式を発行してお金を調達するイメージがありますが、株式を追加で発行する以外の手段では債券があるのです。

これら二つの他にも外国債券などがあり、利率や換金の仕組みが異なります。

投資を行う際には確認が必要です。

特徴はローリスク⁈

債券は、他の投資商品と比較してもリスクが低いとされています。

投資は、日々価格が変動していますから、売却のタイミングを見ていなかれば元値を下回り損をしてしまう可能性がありますよね?

債券は償還日まで売却しなければ基本的に満額返ってくるのです。

とくに国債は、債券の中でもリスクが低いとされています。
まぁ発行相手が日本国なので、日本が破綻するなどの相当な理由以外でお金が戻ってこないことはまず有り得ないと考えられますからね…

そのかわり、他の投資商品の例に漏れずリターンも低く設定されています。ローリスクローリターンなのです。

他の社債などは、国債よりも利率は高くなっていますが、やはり株などに比べれば償還日まで待てば返ってくるという性質上リスクは低いとされているのです。

注意点

しかし、債券への投資もやはり注意点があります。

債券は、基本的に満期まで持っていれば満額返ってきますが、発行体が倒産してしまった場合などお金が戻ってこない可能性もゼロではありません。

また、償還日まで待たずに売却する場合、その時点の市場価格で売ることになります。 投資信託も日々価格が変動していますよね?
債券も満期になっていないものは価格が変動して取引がされているのです。

その際に、もし価格が下がっていれば、額面金額を下回る、つまり元本割れを起こすことがあるのです。

ですから、債券投資を行う場合には償還日まで持つことが原則となります。

年単位の長い期間となるため、その間は株のようにすぐ売却して現金化はできなくなりますので、流動性も低くなりがちです。

まとめ

いかがでしたか?

他の投資商品と異なり、償還日まで待てば満額返ってくる事実上の元本保証という珍しい商品なのです。

もちろんその間の長い間はお金を発行体に貸すことになりますが、銀行の預金よりも高い利息を受け取ることができます。

他の投資商品と異なる性質を活かして『守る』ための手段として有効活用してみてはいかがでしょうか!

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