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【公開!】初心者向け投資のルール

皆さま!こんばんは!

 前回は投資におけるマイルールの重要性の話をさせていただきました。

 ではこれから投資を始めようとしているならば、どんなルールが良いのか?について、ルールの内容について深掘りしていきます!

 なお、これまで同様に株をメインに話をしていきますね!

 


ルールの目的を再確認!

 まずは、ルールを作る目的を再確認しましょう!
前回のブログでマイルールは

・外部要因によるダメージを抑える
・内部要因の暴走を抑える

 この外と内の2面のリスクを抑えることが目的とお伝えしました。
 どちらか一方を抑えるだけでは意味がないのでここは必ず確認しておきましょう。

 繰り返しになりますが、今回私が提言するルールは超初心者・未経験者向けになります。経験者から見たら、「なんだそんなことか」と思う方もいるかもしれませんが、ご容赦ください。

ルール① 投資に使えるお金の上限を決める


 最初にお伝えするのは、金額の上限設定です。外・内の両方のリスクによるダメージを軽減してくれます。

 収入状況や家計の中で投資に回せる金額を考慮して、上限額を決めてしまいましょう。人それぞれ違いが出るところですので、いくらが正しいとか高すぎるということはありませんが、初心者向けということを考慮すると私個人的には30万~50万円が上限ラインかと思います。私は30万円に設定して株を運用していますので30万円がおススメです。

 これだけあれば、100株単位で購入できる株価の企業も多いため、値上がり追及だけでなく、配当金や優待目的で企業の株を買うこともできます。選ぶ楽しみの幅も広がりますね。10万円の企業であれば3社買えます。

 そして、このルールの効果が発揮されるのは、株価が下落した際の被害軽減購入欲が暴走してしまった際の抑制です。

 株の取引では購入した以上に損をすることはありません。(初心者向けに書いていますので、現物取引という前提で!)ですので、仮に30万円の中で取引をしていれば、どんなに損が出ても30万円に抑えられます。

 また、上限が決まっているため、購買欲の暴走も抑えることができます。購入金額を増やすことは、取引量が増えることになりますので、利益が
出れば儲かる分も増えますが、損も大きくなります。ギャンブルに嵌る人を思い浮かべていただければわかりやすいでしょうか。
 最初はよくわかっていないのもあって少ない金額でスタートしますが、段々とやり方がわかっていくと慣れと比例してつぎ込む金額も段々と増えていき・・・あるときガツン!と下落を味わうことになるのです。
 金額が大きかった分、失う金額も多くなります。慣れれば慣れるほど油断も出てきますので、情報の見落としや根拠のない迷信(自分はきっと大丈夫だ!ってなるあれです)に振り回されるのです。

 上限が決まっていれば、もちろんそれ以上は購入できません。もしもっと購入したくなった場合には持っている銘柄を売却して利益を出し、買い替えるしかありません。大きな利益は得られませんが、投資はいかに大きな利益を出すかよりもいかに損を抑え続けられるかが重要です。

 

ルール② 保有する銘柄の数を決める


 ルール①によって、ある程度の購入数は限られますので、このルールはそこに関連したものになります。

 慣れてくると慣れと自信によってあれもこれも欲しくなってきます。しかし、株は買って終わりではありません。株取引の目指すべき本当のゴールは売却です。

 保有銘柄を限定するのは、買った後に興味をなくしてしまうのを防ぐためです。あなたのまわりにも、買ったら終わり!という人がいませんか?
 先ほども書いたように、株は売却するまでがゴールであり、しかも売却は購入以上に難易度が高く、経験が必要な作業です。保有した銘柄の企業の情報を確認し続け、「もっと持ち続けたらさらに利益がでるかも・・・」という迷いの中で売却の判断をしなければなりません。
 利益が出ていればまだいいですが、値段が下がっている状況で売却を検討することもあります。売却した後にその企業が新規事業を発表するかもしれません。

そうなれば、値段が上がって利益が出るかも・・・
でもなにも出なければ損が膨らんでしまったかも・・・

 保有する銘柄が多ければその銘柄の数だけ、この葛藤をする可能性があります。それなりに経験を積めば取引にも慣れると思いますので、葛藤も段々と小さくはなっていきますが・・・

 精神的な負担を和らげるためにも、たくさん買いたい気持ちを抑えることがなるべくリスクを抑えながら運用を続けるコツなのです。

 私は初心者ならば最大で5銘柄までが理想だと思っています。片手で数えられる範囲を超えてしまうと管理がパンクしてしまいますので、初心者の方は一つの目安にされるといいかもしれません。

 もちろん経験を積んで目が届く範囲を広げていけば、もっと多くの銘柄を保有できますし、その頃にはむしろこのルールで逆にチャンスを逃す可能性もあるかと思いますので、経験で変えていくと良いでしょう。

ルール③ 売却する基準を作る


 ルール②の中で株取引のルールの本当のゴールは売却ということをお伝えしました。購入以上に難しい作業なのですが、これを難しくしている原因が「迷走」です。

 投資のリスクで自分の内側に沸く欲の暴走リスクが出てきましたが、迷いに迷って決められない状態・・・所謂「迷走」もこの欲による暴走の一つです。

 未来は誰にもわかりませんので、売却時に利益が出ていても損であっても、その後の値段の変動はわかりません。

 もっと上がるかも・・・
 もっと下がるかも・・・


 考え出したらキリがありません。その銘柄を分析していても、この感情は出てきます。人間には誰にも欲があります。売るべきだとわかっていても、頭の中で悪魔と天使の喧嘩が始まってしまいます。初心者に限らずベテランであっても無視できません。この「迷走」は、投資をする以上は切っても切れないものなのです。

 欲は、人間の武器であり弱点でもあります。株の取引きに関しては、圧倒的に弱点になります。

 ですので、売却の基準をつくることでこの迷いをシャットアウトするのです!

 私がおススメするのは、「値段が10%上昇もしくは5%下落したら売却」です。

 株は勝たないと意味がありませんので、上昇分が多くなっています。この基準であれば、傷は浅い状態で売却しますので、次の銘柄にも目を向けやすくなります。とにかく試合に出続けるためのルールにもなります。
 もちろん、株の保有目的によっても一概には決められないところがありますので参考までに。

 

 いかがでしたか?今回は初心者向け投資のルールとして、私が重要だと思うルールを三つご紹介させていただきました。

 投資は「欲」が大きく関わってきます。生きている人間である以上は断ち切ることはできません。しかし、この欲をコントロールしていくことで、何も考えずにただ取引をすることに比べて精神的にも楽にリスクを抑えながら取引ができるようになります。

 ぜひ参考にしてみてくださいね!

 今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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