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33歳ってもっと大人だと思っていた

先日、めでたく(?)誕生日を迎えた。

母親も誕生日が近く、お互いに
「あんた何歳になったの?そっかぁ。そりゃお互い年取るわけだ。」
なんて言い合ったりして。


33歳。
もういい大人なのに、自分はどうだろう。
「こんなはずじゃなかった」
「思い描いていたのとなんか違う」
そう思うことの方が圧倒的に多い。


有名人だと同い年って誰だろう…?
山田裕貴・鷲見玲奈・佐藤栞里・木村昴・浅田真央・林遣都などなど(敬称略)。

キラキラしてる人ばっかり。
…有名人だから、キラキラしてるのは当たり前か。
やっぱり才能があるって羨ましいな。


親が33歳のころには、既に私が小学校低学年くらいだった。
え、今の私に小学校の子ども…?
無理無理無理。

自分のことでいっぱいいっぱい。
余力がない。
世のお母さん方(お父さんも)ってめちゃくちゃ凄くないか?
いつもお疲れ様です…。


子どもの頃の自分が思い描いていた30代って、
・結婚している
・子どもが複数人いる
・毎日笑顔でキラキラ
・仕事もバリバリこなすキャリアウーマン

とにかく、仕事も家のこともプライベートも充実している。
なにもかも完璧に上手くいってるのを想像していた。
だってそれが大人というものだと思っていたから。

しかし現実はどうだろう。
・結婚はできた
・子どもはいない(妊活もやめた)
・毎日仕事クタクタ、家ではダラダラ
・仕事はやりがいはあるものの不満ばかり

いい加減に生きてきた訳じゃない。
そのとき、その瞬間を一生懸命にやってきた(つもり)。
時には回避したり諦めることもしてきたけど、それはそれで、そのとき必死に考えて出した選択だ。
後悔していないと言えば嘘になるけど、そのときはそうするしかなかった。


「ああなりたい」「こうなりたい」
「あのときこうなってたら…」
人生結局タラレバなのだ。
隣の庭はよく見えるってやつだ。

もしかしたら私の人生だって、他の人から見れば比較や羨みの対象になるのかもしれない。
自分ではそんなこと一切思ってないけど。


憧れるのは誰でも出来る。
羨ましいなと思うのもタダ。
そこから自分がどう変わるか、何をやるかだなと、ここ最近強く思う。

足掻きもがいて、苦しんで…。
その先には何も無いかもしれないけど、とりあえず進んでやってみる。
いつこの世とおさらばするのか分からないからこそ、毎日私なりに一生懸命エネルギーを使い切る。


そういう1年に今年はしたい。
33歳。まだなんでもできる。


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