新しい金融のカタチを考える② ー 「資金融通機能」のあり得る姿
前回のnoteで書いた通り、バンキングは、「信用取引によりマネーを創造する」ことで提供することで、実体経済に大きな価値をもたらした一方、その代償として流動性リスクを生み出し、時に世界恐慌という形で、多大なる負担を強いてきました。
現代金融システムを、銀行恐慌の起きない、国民の税金によって救済もされないものにするにはどうしたらいいか。その答えはすごくシンプルで、バンキングの本質である「信用によるマネー創造」をやめる、つまりは「預金」というものをなくすということだと思います