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そうだん
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「ネクストマリトッツオ党について話せと?
前にも言ったように私のファミリーは関わらない」
ドン・フォカッチャは机越しに葉巻箱をフィナンシェヤクザに勧めた。
「ドンの見解を聞きたい」
手で断りながら、声を潜める。
バブル最高潮の時代、ティラミスがブームとなり、ドルチェが浸透した。マリトッツォに続くはスフォリアテッラ、カンノーリ、ボンボローニ、コロンバ、カッサータ、様々な憶測が街に飛び交っている。
「私からすればどれもまだ波とは言えんな。押しつけに買わせても長続きせんよ、お前の組の虎を放つのはまだ先がよかろう」
「ドンはなんでもお見通した」
箱から取り出したビスコッティを甘いワインに浸して、老人は不敵に齧った。
同じ世界観
いただいた反応
ま、まだマリトッツォ党の栄光は潰えてはいない!
— たこやきいちご (@takoyakiitigo) May 7, 2022
と、ブームの山場は過ぎ去った自覚を心に秘めて叫んでみるマリトッツォ党党員一名
さすが、古くからこの地に根付いている面々は風格が違う…… https://t.co/Wh6NajODTj
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