投資で損をした時のメンタルケア
投資をしていれば損をすることもあるそうした場合、ポジションの見直しとメンタルケアが必要
現状認識
まずは、現在のポジションをどうするかを検討含み益のある金融商品と含み損のある金融商品に分けて対応
含み益のある株
含み益の出ている株を含み損がでいている株の損失を減らすために同じタイミングで売りがちですが、含み益の出ている株は、見込みのある株で思惑通りに上がって含み損の出ている株は、何らかの問題で思惑とは違って下がっている。
含み益の出ている株は、さらに利益を伸ばす可能性が高いので含み損の出ている株の損切時に合わせて売却しない。
含み益の出ている株は、長期投資で持ち続ける方針なのか利益確定する銘柄かを、個別株の状況で判断する。
含み損のある株
含み損が出ている株は、ファンダメンタル分析し、今後の利益成長をが見込めない場合、手仕舞う。
次に、テクニカル分析を行い、即手仕舞うか、損切価格を設定して逆指値を入れるか決める。レンジ相場か?急激な逆トレンドか、緩やかな逆トレンドか?
逆向きに急激な逆トレンドがある場合は、即損切する。
緩やか逆トレンドか、レンジ相場の場合、焦ってすぐに決済するのではなく冷静に逆指値を入れる。
逆指値
ボリンジャーバンドで買い建てなら-2σ、または-3σを目安とて逆指値を入れる。売り建てなら+2σ、または+3σを目安とて逆指値を入れる。
逆指値を見直す。
ボリンジャーバンドがエクスパンション順トレンドに変わった場合、少し時間軸の長いボリンジャーバンドで買い建てなら-2σ、または-3σを目安とて逆指値を入れ直す。売り建てなら+2σ、または+3σを目安とて逆指値を入れ直す。
メンタルケア
逆指値を入れても、含み損が現状よりさらに膨らむ想像し不安になれば心の中で考えが堂々巡りし何も手がつかず時間だけが過ぎます。
不安に思うことを心で考えず書き出したら、思い悩んでいる内容は3 つくらいにまとまります。各々の不安に対して対処方法を文書化すれば、大きな不安な気持ち小さな不安になります。
敗因分析
あいにく相場が反転せず、逆指値にかかった場合は、今回のトレードの敗因をまとめる。次に、どうしたら良かったのかを書く。
損するたびに改善案自体がブラッシュアップされて負ける確率が減ります。
敗因分析(例)
・底値付近で、狼狽売りをしてしまった。
⇒指値と逆指値が適正に判断できてなくて下げた時に不安で売った。次回は、過去の高値と安値を長期も短期も見極めて有利なポジションがで投資をして、指値と逆指値を最初に入れる。
・レバレッジをかけ過ぎて追証がかかったので手仕舞った
⇒適正なレバレッジになっていなくて余力が足りなかった。信用なら2倍。先物なら10倍。買い付け余力は400%のルールを設定
気持ちの整理
・負け過ぎて将来が不安
⇒負け過ぎても過去は変えることはできない。負けた過去は変えられない。将来の糧とする。将来は、これからの自分が作る。将来を不安に思う場合は不安に対する対策を考える。将来は、自分の捉え方だけで変わる。気持ちは常に将来はバラ色。大金持ちになる未来の自分を想像する。
・持っていたら良かった。もっと早く売れば良かった。
⇒過去のトレードを変えることはできない。たらればをいっても状況は変わらない。重要なのは同じような局面に将来出くわしたときにどう動くか。情報の取り方適切だったか?分析方法が適切だったか?買いのタイミングが適切だったかを検証して将来の投資のスキルを向上させる。
気分転換
株のことばかり考えずにたまには息抜きも必要。友達とうまいものを食って飲んで、楽しいこと語り合い損したことを酒の肴にすれば気持ちは楽になる。
次のトレードに対する心構え
負けた直後の投資は、調べ過ぎて自分の判断に自信を持ち過ぎて含み損が出ても自分の投資は正しいと思いすぎて意地を張ってトレンドに逆らって持ち続けて大損する確率があがる。
トレンドと自分の想定が逆の場合、自分の考えより相場の動きが正しいと思い損切ルールを守り大損しないようにする。
安いものを買って高いものを売るだだそれだけでお金持ち。高いものを買ってしまったら、含み損を膨らます前に損切りをする。トレンドが読めない場合は、丁半博打をするようなもの博打をする必要はない。自分が理解できるトレンドだけ乗ればいい。
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