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肢体不自由ってどんな障がい?

「体の不自由な方の生活をサポートするものってなに?」
「肢体不自由な人のためのNPOの活動ってどんなものがあるの?」

体の不自由な人が社会参加していくためには
どのような支援や活動がされているのでしょうか?


■肢体不自由とは

四肢(上肢・下肢)、
体幹(腹筋、背筋、胸筋、足の筋肉を含む胴体の部分)が
病気や怪我で損なわれ、長期にわたり
歩行や筆記などの日常生活動作に困難がともなう状態

とされています。

肢体不自由といっても障害の程度に差はあり、
長期的な介助を必要とする人もいれば
けがなどが理由で一時的に車いすを利用している人もいます。

■生活をサポートする【介助犬】と【車いす】

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▽介助犬

介助犬は、肢体不自由な方と一緒に生活し
使用者の手足となる役割をします。

具体的には落ちたものを拾ったり
ドアを開けたり、ものを持ってきたりして生活をサポートします。

障がいを持つ方のために働く犬は他にも
「聴導犬」「盲導犬」などがあります。

▽車いす

車いすは歩くことが難しい時に使われますよね。
使用目的や体の状態によって車いすには種類があります。

具体的には、車いすを利用する人が自分で動かしたり、
介助者が後ろから押す「スタンダードタイプ」

長時間座っていても体が痛くないように、
利用者の体に合わせて座高や車輪のサイズ
椅子の幅などが選べる「モジュールタイプ」

利用者が自らリモコンで操作して動かす「電動タイプ」

などがあります。

■肢体不自由な方の暮らし

▽体の不自由な子どもは「特別支援学校」または「一般の学校」に通う

かつては体の不自由な子どもは
「養護学校」に通うか「一般の学校」に通うかを選択していました。

しかし、2007年に「養護学校」は
他の「ろう学校」「盲学校」と共に「特別支援学校」へと一本化され、
多くの養護学校が「特別支援学校」へと名称が変わりました。

特別支援学校では、多くの子どもが病院で機能訓練を行ったり、
たんの吸収を必要としているため、医療との連携がされています。

■みんなが一緒に働ける社会作り

今回は「肢体不自由」の障がいをテーマにお話しました。

体に障がいがあっても、「車いす」や「介助犬」を利用することで、
自立した生活を送ることができる方がたくさんいらっしゃるのですが、
就労がまだまだ難しいのが現状です。

在宅で仕事ができる会社や障がいに理解を持つ会社が増えたら、
もっと多くの肢体不自由の障がいを持つ人が
社会で活躍できるのではないかと感じます。

その人が「できること」「できないこと」を
正しく理解することから始めれば、
健常者の人と一緒に働ける環境を作れるのではないでしょうか?

--------------------------------------------------------------------------------------より豊かに、当たり前に人生を楽しめるように。
利用者様の一人ひとりの成長をサポートします。


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