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子育て上手な親と苦手な親の共通点とは?改善策は?
子育てが上手な親にはいくつかの共通点があります。いますぐにすべてを真似することは難しいですが、すこしでも意識して生活のなかに取り入れていければ、いまよりもっと子育ては楽しくなるでしょう。
反対に、子育てが苦手な親にも共通点があります。もしその共通点に心当たりがあれば、いま一度自分の子育て方法を見直してみてはいかがでしょうか。
この記事では、子育て上手な親と苦手な親のそれぞれの共通点についてご紹介します。
子育て上手な親の共通点3つ
まず子育て上手な親の共通点は以下の3つです。いま当てはまるものがなくても、日常のなかで取り入れられそうなものから真似していけるとよいですね。
1:小さなことを褒める
2:日常の中に遊びを取り入れている
3:否定する前に共感の言葉をかける
①小さなことを褒める
子育て上手な親は、どんな小さなことでも気づいて褒めます。大まかな「すごいね」「えらいね」ではなく、「~~できてえらいね」と具体的な過程を褒めることで、「パパ・ママはしっかり自分のことを見てくれている」と実感でき、安心感につながります。また「褒められる」という成功体験が積み重なることで自己肯定感が高まり、なんでも挑戦しようというチャレンジ精神を育めます。
何か失敗したときでも、うまくできていたところはあるはずです。その部分を見つけて褒めてあげましょう。とくになかったとしても、挑戦したことそのものを褒めてあげれば、失敗をおそれないこころをもつことが期待できますよ。
②日常の中に遊びを取り入れている
小さな子どもにとって、遊びは心身の成長に欠かせません。遊びを通して筋力をつけたり、考えたり、コミュニケーションを取ったりして能力を伸ばしていきます。
子育て上手な親はこの遊びを日常のなかに取り入れています。たとえばお部屋を移動するときは、ただ歩いて移動するのではなく、アイデスのディーバイク ミニ プラスやブルーナボンボンで移動させます。子どもが自発的にやるため長続きし、無理なく子どもの能力を伸ばせますよ。
③否定する前に共感の言葉をかける
叱る前に子どもの気持ちに寄り添った言葉をかけます。たとえば子どもが公園でほかの子と遊んでいて順番を守らなかったとき、「ダメ」と頭ごなしに叱ってしまいがちです。明らかに悪いと思える行動でも、まずは子どもの話を聞いて「一緒に遊びたかったんだね。でも順番はちゃんと守ろうね」と否定する前に共感の言葉をかけます。
この共感の言葉によって子どもは「気持ちをわかってくれている」と安心し、納得して受け入れてくれるようになります。
子育てが苦手な親の共通点3つ
反対に、子育てが苦手な親の共通点は以下の3つです。
1:完璧を求める
2:心配しすぎる
3:感情的に長々と叱る
子どものためを思った行動でも、裏目に出ることもあります。もしこの共通点とおなじような部分があれば、意識的にやらないようにしてみてくださいね。
①完璧を求める
子どもに大きな期待をかけるあまり、スポーツや勉強で完璧を求めることがあります。これは「子どもを完璧に育てなければならない」というパパ・ママが感じるプレッシャーが原因かもしれません。しかし完璧な人なんて、子どもだけでなく大人にもいません。
子どもに完璧を求めると「完璧を求められているのにできない」という状態になり、自己肯定感を下げ、挑戦する前から「自分にはできない」「だめだ」とあきらめるようになってしまいます。まずは「これだけできてえらいね」と子どもが挑戦してできことを褒めてあげましょう。
②心配しすぎる
かわいい子どもにはできるだけ苦労してほしくない。嫌な思いをしてほしくない。そんな気持ちから、子どもにとってのリスクをできるだけ避けて育てていませんか。子どもに宿題を忘れずやるように何度も注意したり、子どもの忘れものを何度も届けにいったりして、世話を焼きすぎていることも。
子どもは失敗から学び、成功するための解決策を考え、行動します。たとえば自転車にのれた経験は、転んでケガをするリスクがあるなかで、バランスを上手に取ったりペダルをこぐスピードを速くしたりする解決策を考え、得られる成功体験です。パパ・ママの過干渉によって、子どもが自ら考えるチャンスを奪い、成功体験を得る機会を失ってしまいます。
③感情的に長々と叱る
子どもが危険な行動や人に迷惑をかける行為をしたとき、感情的に叱ってしまうことが多いのではないでしょうか。普段は子どもの話を聞きながら適切に叱れているパパ・ママでも、予定があって急いでいるときや何度も言っているのに聞かないときには、感情的に叱ってしまいますよね。しかし感情のままに叱ってしまうと子どもは、自分は嫌われている、愛されていないと思い込んでしまう場合があります。
また長々と叱っても、子どもの脳はそれだけの情報量を処理できないため、なぜ怒られているのかわからなくなってしまいます。
もし叱ってしまった場合は、子どもをぎゅっと抱きしめて「でもママは〇〇ちゃんのことが大好きだよ」と言ってあげてください。抱きしめてあげることで子どもは安心感を覚え、叱られても精神的に安定します。
子育てはつらい?楽しむためには?
子育ての楽しさ、つらさは、ご家庭によって感じ方が違います。しかしほかのパパ・ママがどのように感じているのか気になりますよね。実は内閣府が2009年3月に、『平成20年度少子化施策利用者意向調査の構築に向けた調査』で子育ての楽しさをつらさに関する調査報告書を発表しています。
8割以上が子育てを「楽しい」と感じる
「子育てが楽しい」と感じることが多いと思うか、それとも「辛い」と感じることが多いと思うかについて質問すると、男性・女性全体の結果は以下のとおりでした。
・楽しいと感じることの方が多い:55.6%
・楽しいと感じることと辛いと感じることが同じくらい:31.9%
・辛いと感じることの方が多い:4.6%
8割以上が、子育ては「楽しい」「楽しいことと辛いことが同じくらい」と回答しており、たくさんのパパ・ママが子育てを楽しんでいることがわかります。実は、子育てが辛いと感じることの方が多い人は4.6%と少数派です。子育てを楽しいと感じているパパ・ママは、辛いと感じてしまう子育てのなかでも子どもの成長を実感することに意識を向けているようです。
あなたも子どもの成長を実感するこんな瞬間に、楽しいと思えるのではないでしょうか。
・ハイハイができるようになった
・「パパ」「ママ」と呼んでくれるようになった
・三輪車をこげるようになった
・自転車にのれるようになった
・苦手だったものを食べられるようになった
子育てを楽しむコツ
子育てを楽しむために大切なことは、こころに余裕をもつことです。こころに余裕があれば、思いどおりにいかないことそれ自体も楽しめるかもしれません。
「完璧じゃなくてもいい」「すこし休んでもいい」と肩の力を抜いて子育てに取り組むことがこころの余裕につながります。
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