うまくいく子育てorうまくいかない子育ての違いって何?
なんでこんなに子育てってうまくいかないんだろう?
そう悩んだことはありませんか。
周りを見渡すと、みんな余裕でうまく子育てしているように見える。
でも・・・
私はもう、いっぱいいっぱい😢
ぜんっぜん、うまくやれない。
そう感じる方へ、うまくいく子育てとうまくいかない子育て、何が違うのかをお伝えしたいと思います。
どんな時に子育てがうまくいかないと感じる?
・子どもが言うことを聞いてくれない時
・子どものわがままがひどい時
・子どもの成績が落ちた時
・子どもの人間関係に問題があるように感じる時
・子どもが思い通りにならない時
・子どもに感情的になってしまった時
うまくいく子育てとうまくいかない子育ての違い
では早速、うまくいく子育てとうまくいかない子育ての違いをみていきましょう。
うまくいく子育てとうまくいかない子育て、一体何が違うのでしょうか。
うまくいく子育ては、
・子どもが素直に言うことを聞く
・友人関係や成績になんの問題もない
・親が穏やかで感情的にならずにすむ
なんてことが挙げられそうです。
うまくいかない子育てはその反対でしょうか。
・子どもが全然言うことをきかない
・友人関係や成績に問題がある
・親が感情的になりがち
でもどうなんでしょう。
幼い頃は子どもが素直に言うことをきいているように見えても、将来犯罪者になってしまうこともあります。
また学生のときは友人関係や成績に問題があっても、起業してオリジナルなビジネスを展開するようになる場合もあります。
どうだとうまくいって、どうだとうまくいかない、と決めつけることはできないように思います。
とすると、うまくいく子育てとうまくいかない子育ての違いって、親自身が自分の子育てをうまくいっていると感じているかどうか、なのかもしれません。
子育てがうまくいかないと感じる原因は
では子育てがうまくいかないと感じる原因はなんでしょうか。
最初に、子育てがうまくいかないと感じる時はどういう時かいくつか例を挙げましたが、うまくいかないと感じる時に自分自身の心の中どうなっているのでしょうか。
それは、『理想(=自分にとってのうまくいっている状態)と現状を比べて、現状をダメとしている』、と表現できると思います。
例えば、子どもが言うことを聞かない時に子育てがうまくいかないと感じるなら、子どもが親の言うことを素直に聞く、ということが理想で、そうじゃない現状がダメと思っています。
子どもに感情的に怒ってしまう時にうまくいかないと感じるなら、親は子どもに対し穏やかで優しくあることが理想となっています。
過去の私でしたら、赤ちゃんの頭が歪んでない状態が理想で、赤ちゃんの頭が歪んでいることはダメなことだったのです。
理想はあってもいい、けど・・・
もちろん、理想はあってもいいのです。
そして理想と現実を比べて、その差異に意識をむけるのもいいと思います。
しかし、その差異に対し現状にダメ出しし、うまくいかないと感じてイライラしたり落ち込んだり、自分を責めたり子どもを責めてしまうなら、デメリットが大きいかもしれません。
「うまくいかない」と現状を否定するデメリットはなんでしょうか。
まず、思考停止に陥りやすくなり、客観的に現状を把握しにくくなります。
すると理想に近づくための新たなアイディアは浮かんできにくいです。
その理想に向かっていくことが子どもと自分の幸せにとって必要なことなのか、疑うこともしにくいです。
例えば、言うことを聞かない子どもに対し、(あー、なんでうまくいかないの、私の子育て)とイライラしてると、子どもの状態を客観的に観察することが難しいのは容易に想像できるでしょう。
よくよく観察すると、本当は、子どもは約束を忘れられてすねてるんだということがわかったかもしれません。
そしたらまずやることは、「約束を忘れたことを謝ること」だったのかもしれませんね。
イヤイヤ期の子どもだったら、親の言うことを聞かないということは自立の一歩。
そういう時期になんでも言うことを聞く子どもの方が却って心配かも、と理想を手放せるかもしれません。
また、一番のデメリットとしては、「うまくいかない」と子どもとの現状を否定することは、子どもにとっては、自分そのものを否定されているように感じられてしまうことです。
それが、子どもに感情的に怒ってしまう自分自身のことを否定している場合でも、子どもにとっては自分が否定されているのと同じように受け取ってしまうのです。
すると子どもの自己肯定感はどんどん下がっていきます。
自己肯定感の低い子どもは、「どうせ自分はダメなんだ」「どうせ認めてもらえないんだ」という発想をしやすくなり、親にとってうまくいかない現状を作り出しやすくなります。
「うまくいかない子育て」の悪循環ですよね…
うまくいく子育てをしている人はどうしているのか?
ではうまくいく子育てをしている人はどうしているんでしょう?
うまくいく子育てをしている人は、理想と現状との差異があっても、現状を否定しません。
例えば言うことを聞かない子どもを否定しません。
言うことを聞かせられない自分のことも否定しません。
例えば、出したものは片付けなさい、と子どもに言っても片付けない現状があったとします。
理想が綺麗な整った部屋なら、さっさと自分で片付けます。
理想が子ども自身が片付けること、なら、どうやったら子どもが片付けやすくなるのかを考えます。
なぜ子どもが片付けないのか、原因を客観的に探します。
そして、どこに何を片付ければいいのかが子どもにわかりにくいのではないか、と当たりをつけ、ラベリングをしたりして、片付けやすくなる工夫を、子どもが片付けられるようになるまでたんたんと続けていきます。
子どもにも自分にもダメ出ししないので、子どもの自己肯定感は高いまま、のびのびと育っていきます。
すると「うまくいく子育て」の好循環が自然と起きるのです。
「うまくいく子育て」の好循環を起こそう
うまくいく子育ての好循環をつくりたいなら、まず「子育てがうまくいかない」という思いが出てきた時に、以下のことを意識してみるといいかもしれません。
・自分は何を理想としてるのか
・その理想に対し、どういう現状をダメだと思っているのか
ノートに書き出してみるのもおすすめです。
なんとなく心の中で思っているだけだと、そのまま流れて忘れてしまう可能性が高いからです。
意外に自分ってたくさん理想があるんだな、なんて気づくかもしれません。
そんな些細な気づきだけでも十分なのですが、さらに自分と向き合っていかれたい方は、それらの理想を追求することが子どもや自分にとって幸せなことなのか疑ってみましょう。
もしかしたら、あなたが自分のものとしている理想は、他の誰かが知らず知らずのうちにあなたに押し付けたものの可能性があります。
まとめ
本当に望む理想ってそう多くはないと思うんです。
例えば、明日死ぬとしたら、子どもとどう過ごしたいですか?
もしかしたらそれがあなたの一番大切にしたいことかもしれません。
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