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子育てママたちが知りたい!子どもと楽しむお風呂の基本

子育てママの皆さん、毎日のお風呂はどうしてますか?

子どもと一緒に入るお風呂は大変!という子育てママの声はよく聞きます。お風呂が好きな子もいれば、お風呂が苦手で毎日ぐずる子もいる…。

同じ子でも、昨日は喜んで入ったのに、今日は嫌がって入らないこともよくあります。

でも、子どもの気持ちが日によって変わるのは普通です!
機嫌よくお風呂に入る日があれば、嫌がってお風呂に入らない日もある。

そういう日もあるよね~と大らかに構えて、お子さんと一緒のお風呂を楽しみましょう!

子育ては、大変なこともあるけど、子育て中だからできるお風呂の楽しみもあります。入浴剤を活用して、子どもと一緒のお風呂を癒しの時間にすることができます!

「お風呂の基本」

幼児期の子供のお風呂は、ぬるめの湯温に設定します。
湯船は低めの水嵩(子どもが座った時におしりが浸かる程度)にしましょう。

10~15分程度の短時間で済ませることが基本です。子どもは体が小さいため、低めの湯温、低めの水嵩、短い時間でも体全体が温まります。

親が気持ち良いと感じる温度は子どもには熱いと感じる可能性が高いです。そのため、子どもはのぼせや脱水症状が起きやすいことに注意が必要です。

・湯温は、やや低めの38~39℃くらい。
・入浴時間は10~15分程度。
・湯船の水嵩は、子どものお尻が浸かる程度。
・入浴前と入浴後は、水分補給する。
・食後、すぐの入浴は避ける。

子どもは、数センチの水でも溺れることがあります。たとえ湯船の水嵩を低くしていても、入浴中は目を離さないようにしましょう。

親がシャンプーをする時は、仰向いてシャワーで泡を流すと、子どもから目を離さないですみます。

子どもの身長は低いため、水嵩が低くても半身浴のように体全体を温めることができます。
浴室や脱衣所の温度をあたたかくしておけば、湯冷めの心配もありません。
お風呂前とお風呂の後には、コップ1杯くらいの水を飲んで水分補給をしましょう。

イヤの原因と解決法を探る!

ケース1:あそびに夢中でお風呂に入りたがらない
子どもがぐずる理由が、遊びを中断されるのがイヤ!の場合は、お風呂そのものが嫌いなわけではありません。この場合、お風呂の声かけをするタイミングを変えことで、スムーズにお風呂に入れる可能性があります。

たとえば、「絵が描き終わったら、お風呂に行こうね」と声かけをします。子どもが、完成した絵を子どもが見せてきたら、褒めてあげてください。

子どもは親に褒めてもらえたので、気持ちよく遊びを終わらせることができます。ここで声かけをすると、子どもが素直にお風呂に移動する可能性が上がります。

ぬいぐるみやおもちゃを使って、「お風呂に入ろう」と声かけをするのも効果的です。子どもは、ぬいぐるみやおもちゃと一緒に遊び場を変える感覚で、お風呂に入ってくれます。

ケース2:お風呂や脱衣所が寒い!お風呂があつい!
浴室、脱衣所、リビングの室温調整は重要です。服を脱いで裸になる場所が寒いのは、子どもにも辛いものです。

浴室だけでなく、脱衣所やリビングも寒くないように室温調整しましょう。リビング~脱衣所~浴室の温度差がないことは、湯冷め防止にも繋がります。

また、室温が高すぎる場合、特に浴室が暑いと子どもは息苦しく感じます。
子どもは、親よりものぼせやすいので、子育て中の浴室は「寒くない」ように調整しましょう。

ケース3:お風呂が楽しくない!おもしろくないからヤダ!
お風呂そのものが好きではない子どもには、 お風呂におもちゃを用意するのが効果的です。湯船で遊べるおもちゃがあると、お風呂は水遊びできる遊び場に変わります。想像力が豊かな子どもでも、おもちゃが何もないと水遊びに発展しづらいものです。

しかし、ジョウロやバケツなどの水遊びに使えるおもちゃがあると、子どもは工夫して遊び始めます。お風呂が子どもの遊び場になれば、子どもは自分から進んでお風呂に入るようになります。

入浴剤を用意して、子どもに溶かしてもらうのもおすすめです。

子どもは、入浴剤が溶けていく様子や、お湯がきれいな色に変化する様子を見ると喜びます。薬用入浴剤を何種類か用意して、日替わりで子どもに選ばせるのもおすすめです。

子どもは選ぶ楽しみを味わうことができますし、親は子育ての疲れが癒せます。

ケース4:水やシャワーが怖いから苦手
幼児期の子どもの中には、お風呂の水が怖いと感じる子もいます。また、シャワーの水圧が苦手に感じる子もいます。

代表的な例としては、

顔に水がかかるのが苦手。
水音が響くのが怖い。
シャワーが肌に当たる刺激がイヤ
などがあります。

子どもがお風呂の水(お湯)を怖がるときは、シャワーではなく、手桶で優しく体を流してあげましょう。シャワーを嫌がる子どもに対して、無理にシャワーを使う必要はありません。お風呂はこわくないという体験を繰り返すことが大切です。

お風呂に慣れてきたら、ぬるめで優しい水圧のシャワーを、顔から遠い足先にかけてみます。嫌がる様子がなければ脛、膝、太ももと、少しずつシャワーがかけられる範囲を広げます。何日かに分けて、ゆっくり慣らしていくことが肝心です。

必ず、子どもがシャワーを使える日は来るので、焦らなくても大丈夫です。

お風呂で幼児教育をスタートするために

お風呂におもちゃがあると、子どもはお風呂の時間を楽しみにします。

水遊びは、お風呂以外ではなかなかできないので、水遊びしやすいおもちゃがあると特に喜びます。子ども用のジョウロや水に浮くおもちゃがあれば、水遊びの幅もぐんと広がるでしょう。

手作りジョウロの作り方

・親があらかじめ、紙コップの底に画鋲やキリで穴を開ける。
・紙コップに油性ペンで好きなイラストを描く。
・紙コップの底にある穴に鉛筆をゆっくり刺して、ジョウロの穴をあける。


*子どもが、ジョウロの穴を大きくする時は、必ず親が見守るようにしてください。あらかじめ小さな穴が開いている所に鉛筆を通すので、子どもでも穴をあけられます。穴を広げる手ごたえがあるので、小さな子どもでも自分で作った満足感が得られます。

紙コップは、複数あると遊びにバリエーションが生まれます。ママが絵を描いた紙コップがあると、子どもは「これはママのぶん」とストーリーが膨らみます。

親子で作ったおもちゃが、想像力を伸ばす遊びに繋がったら素敵ですね。

お風呂の中で歌いながらスキンシップする

子どもと一緒に歌っても良いですし、ママが歌ってあげてもOKです。歌いながら、体を洗ったりハグしてあげたりすると、子どもは笑顔になります。

以下、お風呂の中で歌うのにおすすめの曲を2つ紹介します。

「一本橋こちょこちょ」


歌詞に合わせて、こちょこちょしたりタッチタッチしたり、やさしく指でつまんだりします。

子どもは親とのスキンシップが好きなので、ママが体にやさしく触れてあげると喜びます。スキンシップすることによって、お風呂に対する子どもの幸福感や満足感が上がります。

「かもつれっしゃ」


子どもを膝の上に乗せて揺らすことで、貨物列車の動きを表現します。浮力があるので、子どもの体重を負担に感じずダイナミックに遊ばせることも可能です。

基本、子どもを後ろ抱きにして揺らすので、コロナが気になる時期にも試しやすい遊びです。

お風呂の時間は、親と子が一緒に過ごせる時間です。

親子でしりとりをしたり、なぞなぞをしたりすると、子どもはとても喜びます。その時に、お風呂クレヨンを使えば、ひらがなや数字を知るきっかけになります。

親子のお風呂時間を楽しくすれば、幼児教育はスタートしやすくなります。

ぜひ、子どもと一緒に、いろいろな遊びを試してみてください🌈

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明治25年創業、茨城県水戸市の小貫写真館パセオヌエボ。館内どこでも撮影できるオールロケーションスタジオ。偕楽園・千波湖などでもロケーション撮影が可能です。

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