子供の自立心を育てるには
自立心とは、他の人から指示されて何かをするのではなく、子供自身が考えて、自分から行動するために必要な心構えのことを言います。
一般的に自立心は、2~3歳ごろから態度や行動でみられ始めるといわれています。
自立心の程度には、個人差があるので幼少期にはっきりとした行動を示すことがなくとも心配をすることはありませんが、将来子供が自らの力でやりたいこと好きなことを実現するためになるべく早い段階で自立心から育んでいくことが大切です。
自立心がないと優柔不断な子になるかも
自立心が十分に育っていないと、自己管理ができなくなったり、何かを決められなくなったりしてしまう可能性があります。
学校やおうちの中で積極的な行動が見られない時は、子供の自立心が低下していることがあります。
学校の宿題をすることや家での自分の部屋の片付けをするなど本来は自分でしてほしいことを他人任せにしてしまうといったことになってきます。
本来自分でしてほしいことをできない時は、頭ごなしに怒るのではなく、子供の気持ちに寄り添って、一緒になってできるように進めていくことが重要です。
自立心を育てるには
幼児期の子供は、身の回りのあらゆるものに興味をわくようになるでしょう。
その時に保護者は自分のやってほしいことをすすめるのではなく、子供が「やりたい!」と思うことを優先してあげましょう。
自分で決めたことをやり遂げたという経験は、子供の成功体験になり自立心アップにもつながってくるでしょう。
子供が自ら行動することを示したら、保護者はそれを全力でサポートしてあげましょう。
サポートすることは大切ですが、干渉しすぎないようにもしなければいけません。
子供がやりたいと思っていることに対して、保護者の方たちは失敗してほしくないと思うでしょう。
だからといって、サポートをしすぎてしまうとかえって子供の自立心を育む機会を活かせないかもしれません。
自立心を育てるためだと思い、手伝ってあげたい気持ちを我慢して見守ってあげるようにしましょう。
継続させることが大切
子供が何かやりたいと思って始めたことをすぐやめてしまっては、自立心を育てることにつながってきません。
やりたいと思って始めたことは、続けることが大事であると自分の行動に責任感を持たせるようにしましょう。
まとめ
将来自分のやりたいことを積極的に行動できることに育てるためには、幼児期に自分でやりたいと思ったことは自由にさせてあげ、保護者はそれをうまくサポートしてあげましょう。
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