見出し画像

宮崎に来たら必ず訪れたい観光スポット TOP8

かつて新婚旅行先として人気を集めた宮崎県。神話の里・高千穂周辺には様々な伝承の残る神社や、神秘的な自然スポットが点在しています。南国ムード漂う青島やモアイ像で有名なサンメッセ日南、九州の小京都として知られる飫肥城下町など、気になる観光スポットが目白押しです!

今回は宮崎に来たら必ず訪れたいオススメの観光スポットを8つご紹介いたします。

1.奇岩と水が生み出す絶景を味わう「高千穂峡」

画像1

高千穂峡が国の名勝・天然記念物の指定を受けたのが昭和9年(1934)のこと。それ以来、日本を代表する景勝地の一つとして知られるようになった。五ヶ瀬川(ごかせがわ)の流れが、阿蘇山の太古の火山活動で生じた柱状節理(ちゅうじょうせつり)の岩層を、長い年月をかけて谷底深く削り、さらに磨き込まれた自然の造形美が広がる。中でも「真名井(まない)の滝」はその象徴として名高い。四季折々の景観は変化に富み、歩いても良し、ボートから眺めても良し。

2.“岩戸神話”の聖地を巡る「天岩戸神社」

画像2

「天岩戸(あまのいわと)」は、日本神話の中でも有名な一節・アマテラスオオミカミ(天照大神)の岩戸隠れの神話に登場する洞窟(または、その扉)の名。その天岩戸が地上に実在・現存するとして祭られているのが、宮崎県高千穂町にある「天岩戸神社」だ。神話の聖地であることに加え、神社の由緒について神職直々の説明を受けられることもあり、神話の町である高千穂でも人気の高い神社となっている。その近くには、はやり同神話の聖地でありパワースポットとして知られる天安河原(あまのやすかわら)、また独自の信仰を集める八大龍王水神などがある。高千穂の神社めぐりでは外すことのできないエリアだ。

3.絶壁に囲まれた岩窟の縁結び神社「鵜戸神宮」

画像3

宮崎県日南市の北東部に位置する鵜戸神宮。「彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)」(いわゆる“山幸彦”)の息子である「日子波限建鵜草葺不合命(ヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト)」を主祭神とし、地元では“鵜戸さん”の名で親しまれる。山幸彦と結ばれた豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)は、この地で御子(みこ)を出産した。父の山幸彦が急いで産殿を造っていたとき、鵜の羽で屋根をふき終わらないうちに誕生したことから、生まれた子は「ウガヤフキアエズ」という御名になったという。この伝説のため、鵜戸神宮は縁結びや子授け、安産などの御利益で人々の信仰を集めてきたのだ。

4.南国ムードのコーストライン「日南海岸」

画像4

宮崎を代表する景勝地、日南海岸。日南市・油津を境にした北部40キロ、南部80キロという南北に長いコーストラインが特徴的だ。沿岸から見える海はもちろん、その波間には、南下するに従って鬼の洗濯板(波状岩)から岩礁の並ぶ荒瀬まで、宮崎ならではのさまざまな海景が広がる。沿道では、県木のフェニックスや県花である浜木綿のほか、色とりどりの南国の花木が見られる。海岸を通る国道220号線は信号も少ないことから、休日には車・バイクでのドライブや、自転車でのツーリングを楽しむ観光客も多い。昭和30年(1955)に国定公園に指定されてから60年。今また新たな癒やしのスポットとして注目されるエリアだ。

5.鬼の洗濯板に囲まれた宮崎の聖なる島「青島」

画像5

周囲1.5キロメートルの小さな島・青島(あおしま)。古くは聖なる島として、普段は青島神社の神職しか入島できなかったが、現在は弥生橋を渡って誰でも参拝することができる。近づくほどに驚かされるのが、「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩の成す景観。波の浸食と隆起によって生み出された独特の景観は、「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」として国の天然記念物に指定されている。島へ渡ると、青島神社の真っ赤な社殿が迎えてくれる。ここは海幸山幸兄弟の伝説の地であり、また山幸彦と豊玉姫のロマンスの地でもある。縁結びの神様としても人気が高く、多彩な神事で運を試したり願いをかける老若男女でにぎわう。島全体はビロウをはじめとする亜熱帯性植物群落に包まれ、潮風を感じながらのんびり散策するのも心地良い。

6.神話が息づく花と歴史の名所「西都原古墳群」

画像6

“神話のふるさと”として知られる宮崎県。その中央部に位置する西都原には、大小さまざまな古墳が点在している。季節の花が咲き乱れ、春夏秋冬それぞれの景色を楽しむことができる。雄大で開放的な風景が持つ包容力こそが、古代から連綿と流れる歴史の息吹なのかもしれない。また、パワースポットとしても人気が高く、エネルギーを得ようという人々が各地から訪れる。花と歴史の名スポットで、古代からのエネルギーを体感しよう。

7.日本在来の野生の馬を訪ねて「都井岬」

画像7

日本に存在する8種の在来馬の中でも、時代を経て再び野生化した貴重な存在として唯一、国の天然記念物に指定されている都井岬の「御崎馬(みさきうま)」。宮崎県の最南端・串間市にある都井岬は、550ヘクタールの広大な敷地で人間の手を借りずに生きる御崎馬の姿が見られる場所だ。ほとんど人の手が入っていない岬の敷地内には、野生の猿やソテツの自生地、絶滅危惧種の草花なども見られる。草原の向こうには、どこまでも続く日向灘が広がる。都井岬を吹き抜ける風を感じながら、ゆったり流れる時間に浸ろう。

8.“発祥の地”宮崎で味わうおすすめ「チキン南蛮」

画像8

宮崎発祥のグルメと言えば、ランチの定番「チキン南蛮」。店によって特徴は大きく異なり、むね肉か、もも肉か。ころもの具合はどうか。ビッグサイズの一枚肉か、それともひと口サイズか。お決まりのタルタルソースも味はさまざまで、店によってはタルタルをかけないところもある。宮崎人なら誰もが“私はここのチキン南蛮が好き”というお気に入りの店を持っている。宮崎を訪れた際には、宮崎人の鶏料理への愛を見習って、とっておきの店を見つけてほしい。
--------------------------------------------------------------------------------------


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?