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「春の野菜」はどんな種類があるの?

春にしか食べることのできない「春野菜」。
春野菜とは、ふきやたけのこ、タラの芽、菜の花、新セロリ、新じゃがいも、新ごぼう、春キャベツなど春に収穫できる、栄養をたっぷりと蓄えた生命力あふれるお野菜を指します。

この時期にしか食べられないのも特徴で、たけのこ、ふき、タラの芽などは食べるとほんのり苦みを感じることがあります。
春に成長する野菜は害虫から身を守るため「植物性アルカロイド」という成分が出され、これが苦みや独特の香りにとなるようです。

この「植物性アルカロイド」には、冬のあいだ人間の体内に溜まってしまった老廃物を排出してくれるという説もあるそうです。
旬の食材だからこそ、おいしくいただきたいですね♪

1. たけのこ

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たけのこは食物繊維やカリウムをたっぷりと含んでいて“グルタミン酸”や“アスパラギン酸”などのアミノ酸も豊富なので疲労回復におすすめです。
保存方法は、生のたけのこであればまず灰汁抜きをし、保存容器にたけのこがかぶるくらいたっぷりと水を入れて冷蔵庫で保存します。
4~5日くらいは保存が可能ですが、その間は毎日水を取り替えましょう。

たけのこの代表的な料理と言えば、わかめと一緒に煮た「若竹煮」や、かつおぶしを使って甘辛く仕上げた「土佐煮」、「たけのこご飯」などが一般的ですがもっとお手軽に楽しむなら「たけのこのステーキ」がおすすめ!
フライパンで焼いたたけのこにバター醤油やガーリック醤油などお好みで味付けをして熱々のうちにいただきます。

2. ふき

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食物繊維やカリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富なふき。
ふきは鮮度が重要で、時間が増すごとに灰汁が強くなってきますので灰汁抜きまではその日のうちにおこないましょう。

まず葉と茎の部分に分け、茎の部分を塩で板ずりします。熱湯に入れて5分ほど茹でれば灰汁抜きは完了です。
筋を取って保存容器などに入れて水をはり冷蔵庫で保存します。
毎日水を交換すれば1週間ほどおいしく食べられます。

3. 菜の花

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菜の花はβカロテンがとても豊富なお野菜です。
ほかにもカリウム、カルシウム、マグネシウムや鉄などを豊富に含んでいます。葉物野菜ですので、そのまま冷蔵庫に入れてしまうとすぐに萎びてしまいます。

保存方法は、新聞紙を軽く湿らせて菜の花を包みビニール袋に入れて保存します。冷凍する場合は、サッと茹でてから食べやすい大きさに切って小分けにしてラップで包みジップロックなどに入れてから冷凍しましょう。

4. キャベツ

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キャベツはビタミンが豊富なお野菜として知られています。ビタミンCやKをはじめとし“キャベジン”と呼ばれるビタミンUが豊富です。ほかにも葉酸やカリウムなどが含まれています。

キャベツの保存方法は、まず軸の部分を包丁などでくり抜きます。くり抜いたところに濡れたたキッチンペーパーを詰めて、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。この状態であれば一ヶ月ほど保存することが可能です。

5. じゃがいも

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じゃがいもはビタミンCやカリウムが豊富で、熱に強く体内に吸収しやすいという特徴があります。
じゃがいもの保存は常温でOKですので、風通しの良い冷暗所に保存しましょう。特に冷蔵庫に入れる必要はありませんが、もし冷蔵庫で保存したい場合は1個1個新聞紙に包んでビニール袋に入れて保存をします。

期間限定の春野菜を満喫♪

春野菜についてまとめてみましたがいかがでしたか?大地の恵みを存分に感じることのできる、春の時期限定のお野菜です。冬のあいだ土の中でじっくりと育ってきた春野菜には、ほんのりと苦みが感じられるのが特徴です。

たけのこやふきなどは灰汁が強いため灰汁抜きをする必要がありますが、面倒と思わずにぜひひと手間かけて旬のおいしさを味わってみてくださいね!

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