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実直に働きながら経済的自立を実現する

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実直に働きながら経済的自立を実現するための、 「ロジックの理解」 「レディネス(準備性)の向上」 「リスキリング」 について週1〜2の頻度で記事を投稿します。 経済的自立に興味の… もっと読む
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#note毎日更新

10年でお金から自由になる。~実直に働きながら経済的自立を実現する方法論~

お金に翻弄されているあなたへ。 本書は、「お金から自由になるための方法」を書いた本である。 お金から自由になることをここでは、経済的自立と呼ぶ。正確には、 「人に依存せず、かつ自分で働かなくても食べていける状態」を意味する。 この経済的自立を目指して、世の中にはマネー本や金儲けのノウハウ本があふれている。更に、早期退職を目指して経済的自立をする、いわゆるFIRE※1と呼ばれる米国発のムーブメントも今、日本で拡大している。 ただ残念ながらこれらは、自分のお金で実践したこ

【デジタル時代のリスキリングの大本命】考え方の型:両利きは右利きよりも左利きよりも強い

型を学ぶ際に重要なことは、軸となる大切な考え方を理解することである。細かいことは、実践の中で型のマスター度合いに応じて、徐々に自分のものにしていけばよい。「考え方の型」において、軸となる大切な考え方は以下の5点である。 複雑な環境の中で、自分独自の意見をもてるようになることが重要。 そのために、静的な思考(論理思考+水平思考)と動的な思考(システム思考)の両方が必要。 論理思考はすべての基本で、人の上に立つ人には必須。 水平思考は基本的に楽しい。これを知ることで世の中

「部屋とYシャツと私」と「ライフワークとライスワークと経済的自立」  (リバイバル)

「部屋とYシャツと私」は、1992年に発売され第34回の日本レコード大賞を受賞した平松愛理さんの名曲である。女性版関白宣言ともいわれるらしい。 残念ながら、「部屋とYシャツと私」と「ライフワークとライスワークと経済的自立」は内容的に共通点はない。単にリズムが似ているだけである。 本題にはいろう。 ライフワークとライスワーク エッセイストの外山 滋比古氏の『ライフワークの思想』(筑摩書房)には、このようなことが書かれている。 とても素敵な話である。前節で出てきた神宮司

経済的自立の定義 (リバイバル版)

本NOTEでは、経済的自立を 「人に依存せず、かつ自分で働かなくても食べていける状態」 と定義する。 一生食べきれないチーズの山を見つけたネズミ 大量の賃貸不動産をもち、生活費を上回る賃貸収入がある金持ち父さん 自身のビジネスを多数所有し、生活費を上回る配当金収入があるユダヤ人の大富豪 等が分かりやすい経済的自立の例である。 一方、 1年間かけて世界中を旅行するために貯金した人 社会人になった後で、ドクターをとるために3年間分の生活費と学費を貯めた人 ボランテ

お金の不安を解消する。(リバイバル版)

お金の不安は増え続けている。 この手の調査結果は毎年のように、種々の企業から出てくる。そして年度に関わらず、不安な人は大体6割~9割くらいはいて、不安がないと強く言い切れる人は1割弱、というのが大まかな傾向である。 この結果はショックである。Z世代は希望に満ちて会社に入った瞬間から、お金の不安を感じはじめている。 どうすれば、お金の不安は解消されるのか? この問いに対する根本的な解決策こそが、本Noteがあなたに提供するものである。 具体的には、 「経済的自立の正

岸田総理へ。「貯蓄から投資へ」の価値とは。 (リバイバル版)

「貯蓄から投資へ」というのは手段である。目的は、各家庭の金融資産を増やすこと。 では、「貯蓄から投資へ」を進めると、金融資産は増えるのか? 投資はリターンはあるが、リスクもある。最悪ゼロ、さらにはマイナスになる可能性もある。退職金を投資のプロの人の助言に従って運用して、大きく減らしてしまったという話を聞くことがある。一方、S&P 500を昔から持っていてGAFAM*のおかげで大もうけしたという話をきくこともある。 何を信じたらいいのか? こういう場合は、個別具体的な逸