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実直に働きながら経済的自立を実現する

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実直に働きながら経済的自立を実現するための、 「ロジックの理解」 「レディネス(準備性)の向上」 「リスキリング」 について週1〜2の頻度で記事を投稿します。 経済的自立に興味の… もっと読む
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#株式投資

10年でお金から自由になる。~実直に働きながら経済的自立を実現する方法論~

お金に翻弄されているあなたへ。 本書は、「お金から自由になるための方法」を書いた本である。 お金から自由になることをここでは、経済的自立と呼ぶ。正確には、 「人に依存せず、かつ自分で働かなくても食べていける状態」を意味する。 この経済的自立を目指して、世の中にはマネー本や金儲けのノウハウ本があふれている。更に、早期退職を目指して経済的自立をする、いわゆるFIRE※1と呼ばれる米国発のムーブメントも今、日本で拡大している。 ただ残念ながらこれらは、自分のお金で実践したこ

岸田総理へ。「貯蓄から投資へ」の価値とは。 (リバイバル版)

「貯蓄から投資へ」というのは手段である。目的は、各家庭の金融資産を増やすこと。 では、「貯蓄から投資へ」を進めると、金融資産は増えるのか? 投資はリターンはあるが、リスクもある。最悪ゼロ、さらにはマイナスになる可能性もある。退職金を投資のプロの人の助言に従って運用して、大きく減らしてしまったという話を聞くことがある。一方、S&P 500を昔から持っていてGAFAM*のおかげで大もうけしたという話をきくこともある。 何を信じたらいいのか? こういう場合は、個別具体的な逸

第四幕 経済的自立へ向けたはじめの一歩を踏み出す

「ただ早く行動すればいいってもんじゃない。」     綾小路 英虎 ※目次のみ。詳細は後日展開します  4-3公開済 4-1公開済 4-1 行動と分析 4-2 はじめの一歩と二歩目以降    はじめの一歩をまずは、しっかり踏み出す。次にそこから三歩進む。そして五歩目からはスキップをはじめよう。 4-3 経済的自立に関する世代別のアドバイス 4-4 経済的自立に向けて忘れてはいけない3つのこと ※「2023年5月に発売予定の書籍に掲載のものと、内容を一部改変し

情熱を生み出し燃え上がらせる その3:やりたいことをやろうとしたときに邪魔するものを具体的に挙げてみよう

第二幕 2-5 レディネス① 情熱:自分で生み出し燃え上がらせる その3 ※全体像はこちら ※第二幕の目次に戻る時はこちら ※その1に戻る時はこちら やりたいことをやろうと思っても、いろいろと面倒なことがアタマに次々と浮かび、この時点で思考停止になるケースがよく見られる。思考停止は最悪の打ち手である。 「なにも足さない、なにも引かない」ウイスキーなら、ありのまま、そのままでいいけど、やりたいことをやれていない状態がそのまま、というのは芳しくない。思考停止を停止させる最大

投資で稼ぐ力をつける その2:投資は、ルールがわかり、関心があるものをやろう

第二幕 2-8 レディネス④ 資産収入:投資で稼ぐ力をつける その2 ※全体像はこちら ※第二幕の目次に戻る時はこちら 投資はスポーツである。サッカー・野球・バレーボールなど、スポーツはその種類が多岐にわたる。投資も同様である。そして大事なことは、スポーツも投資もその種類によってルールが異なることである。 ルールを知らずにスポーツをやっても勝ち目がないことは自明であり、これは投資にも当てはまる。また、どのスポーツをやるかというのは、個人の関心の問題であり、関心がないもの

投資で稼ぐ力をつける その3:「投資のために統計をやろう」と思おう

第二幕 2-8 レディネス④ 資産収入:投資で稼ぐ力をつける その3 ※全体像はこちら ※第二幕の目次に戻る時はこちら 統計と筋トレには共通点がある。「一部の好きな人はやたら好きだが、多くの人は関心がない」ということである。やたら好きな人はそのもの自体が好きだから、手に負えない。 私の友人にも筋トレ好きの大学教授がいて、彼は50歳でベンチプレス130Kg、デットリフト200Kg、スクワット170Kgのビッグスリー500Kgを達成している。正に手に負えない。 同じように