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健康経営は合理的な経営判断だと思う件

今回は、健康経営について感じていることを今西がまとめたいと思います。

健康経営の定義
そもそも、健康経営の定義は何でしょうか?経済産業省によると、「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」が健康経営のようです。この定義にはとても納得しています。私は「社員を超健康にすることで、企業価値をあげる経営手法」こそが健康経営なのではないかと考えています。

思ってたよりも合理的な考え方だと思う
自分が持っていた健康経営に対するイメージは、「ぶっちゃけ意味ないんじゃね?」という程度でした。ただただ福利厚生でフィットネスジム使えたり、オフィスにサラダが売っているだけという感じです。

しかし、健康に関することを学んでいく内に、健康経営が本当に企業にとって価値があるものかもしれないと感じるようになりました。

世間では、健康を「病気にならないこと」と定義しているように見えます。私もそのように考えていました。しかし、生活習慣を良くすれば、本当に生活のパフォーマンスが上がります。脳も冴えますし、体も元気になります。最近では、企業における人的資本経営というのが重要視されている流れもありますが、企業の一番な資源であるヒトのパフォーマンスが上がれば、当然ながら企業の価値は高まります。また、これは1社員からの側面ですが、全員のパフォーマンスが上がれば、機嫌も良くなり、組織内の良い交流が増え、組織全体としてもパフォーマンスが高まると考えています。運動をすれば、創造性・記憶力・ストレス・意欲等の面で科学的に良い効果があると言われていますが、それによって思いがけない新しいプロジェクトが生まれて、将来的には企業の収益の柱になる可能性も秘めています。

健康経営の現状

しかし、世間の企業が行なう健康経営は、経産省の定義とは大きくかけ離れているのではないかと感じています。

企業が行う健康経営は、以下のようなものが多いです。

・健康診断の受診率100%
・がん検診を実施
・ストレスチェックを実施
・自販機をお茶と水だけにする
・会社付近のウォーキングマップを作り、ウォーキングを推奨する
・社食に低糖質メニューを加える

しかし、健康診断を受けるのは大事とはいえ、あくまで診断しているだけであって、健康になって生産性が上がるわけではありません。がん検診も同じくです。ストレスチェックも、ストレスが消えるわけではありません。また、自販機をお茶と水だけにしたとしても、近くのコンビニや自販機に買いに行ったりします。社食も、結局好きなものを食べる人も多いです。また、ウォーキングマップを作って推奨したとしても、それで歩く人がどのくらいいるのか甚だ疑問です。歩く人はどこでも歩きますし、僕なら逆にルートを強制されたくないと感じてしまいます。

健康経営優良法人の認定制度(ホワイト500,ブライト500等)があり、大企業は認定を取るところもとても多いようです。現在、約15%が健康経営優良法人のようです。しかし、その認定は思ったよりも条件が緩いようで、企業価値を高めるとはまではいかないのではないでしょうか?


しっかり、社員の健康をしっかり企業価値向上にまで落とし込んでいくサービスを開発しましょう。現在開発している「チームビート」は本当に企業価値が上がるタイプのものだと思っています。

これからも取り組んでいきましょう。
ありがとうございました。

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