ある日のお話 竹取物語
定期コーナー『ある日のお話』
毎月1本、メンバーたちのある日の様子をお届けします。
登場メンバーは月替わりです。ヘッダー画像でご確認ください。
<毎月1回/月初更新>
月額マガジン「S+h&Frep FUN!FAN!FIN! for WEB」に含まれます。記事単体でもご購入いただけます(200円)。
今月は、S+h(スプラッシュ)桐生くんと具志堅くん、Frep(フレップ)羽白くんの3人がある目的を果たすため、竹を取りに行くところへ潜入!
※桐生開志目線のお話となります。
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今年も夏がやってきた。流しそうめんの季節だ。
俺は前回とおなじく、サラ(頼りになる)を連れて竹を切りに来た。
桐生「よし、今年も頼むぞ、サラ!」
羽白「やっぱりボクに任せる気マンマンなんだネ……。一昨年だってボクがほとんど竹を切ったのに」
桐生「おかげで美味い流しそうめん食べられただろ」
羽白「ウン。ボクのお陰でネ」
桐生「俺だって、ちゃんと前回の失敗を活かしてるんだぞ。竹を運びやすい軽トラを借り、竹切り職人のサラを連れてきた」
羽白「竹切り職人になった覚えはアリマセン」
桐生「そしてなにより、サラだけに負担をかけさせないために、今回は強力な助っ人を呼んだわけだし」
羽白「もしかして……いや、もしかしなくても……助っ人って、アレデショ……?」
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