旅行会社エイチ・アイ・エス辞めて起業してみた⑧

久しぶりの投稿になり、言い訳を考えてたけど自分のタスク処理能力が無さ過ぎだったということが判明してつくづく自分の無能さを思い知らされて凹んでいる東小薗 光輝です。

◆前回までのあらすじ

前回は数億円の増資(エクイティファイナンス)が決まったってとこだったよね。まぁ、あそこまでは順調だったんだけど、あれから色々あって大変だったのでそれを書いていこうと思う。

◆新たな仲間

4月1日から新たな仲間が増えた!

「平野 源」だ https://www.facebook.com/BTC.hira.gen

実は幼稚園からの幼馴染で中学校までずっと一緒だったんだけど高校から別々になってそれ以降は同窓会で会うぐらいだった。僕が2011年にエイチ・アイ・エスに入社した頃平野君はすでに起業して2〜3年目ぐらいだったと思う。起業して、自分の責任で仕事を生み出して社員を雇用して、小さくても日本経済を担っているのは凄く尊敬したのと同時にうらやましかった。その平野君がなんと自分の会社を辞めて東京で働いてるとフェイスブックで知ったのが2018年7月ぐらいかな。すぐに連絡してご飯を食べようとなり、お互い久しぶりに会ったということで近況報告をした。当時僕は起業して4ヶ月目だったので会社もまだ赤字だから平野君は結婚もしてるから簡単に来てくれとは言えなかった。そこから5ヶ月後の12月には会社が軌道に乗り、黒字幅も増えたので責任を持ってうちに来てほしいと打診出来る!と考えたけど今の利益状況だとあんまり給料出せないなぁ。どうしよう?と考えたけど兎に角言ってみようと誘いだし、うちに来てほしいと伝えた。ちなみに給料はいくらもらってる?とか聞いていくと、今よりも年収ベースで200万以上下がると。当社の東口君もエイチ・アイ・エス辞めて来る際にそれぐらい下げてきてたよね。うちに来る人はみんな軒並み年収下がる。。。けどどうしても来てほしいと頼んだ。平野君も母子家庭で育ったから、我々が金融事業で世の中の役に立って、利益を出し母子、父子家庭世帯にベーシックインカムをして子供が家庭環境や、経済的理由で夢や目標を諦める事がないようにしたいという当社のビジョンをきっとわかってもらえるだろうと。

やっぱりわかってもらえた。

家族もいるので相当悩ませてしまって申し訳なかったし、奥様にも悩ませてしまって申し訳ない。でも必ずこの恩は何倍にもして返すし、何よりも自分達と同じ境遇、もっと悪い境遇の子供の為にも一緒に戦う仲間が増えて嬉しかった。

◆記者会見

新しく仲間が増えて、次は3月4日に取得した「銀行代理業」についての取り組みと将来像をプレスリリースするということになったが、プレスリリースだけではこの新しい銀行代理業という仕組みがわからないだろうということで、記者会見をすることになった。記者会見は単独で行うのではなく、所属銀行(僕達に銀行システムを貸してくれる銀行様)のGMOあおぞらネット銀行さんと、旅行と銀行サービスのシナジーを活かす為にエイチ・アイ・エスの3社で出そうとなった。僕自身記者会見の準備なんかした事ないし、毎日のオペレーションと営業と増資手続で手一杯なので今回は弊社の広報を担当する畠山さん、エイチ・アイ・エス広報室のMさん(ハンサム)、Uさん(可愛い)とGMOあおぞらネット銀行のHさん(ジャンヌダルク。映画ジャンヌダルクみたいなご活躍を。)に任せっきりになってしまいました。(もうね、ほんとに皆様申し訳ございませんでした)

他にもGMOあおぞらネット銀行さんからはかなりの人数の方が今回の記者会見準備を手伝っていただいた。必ず御社には何倍にもして恩をお返しいたします。お任せください。

このようにみんなに手伝ってもらってさらに記者会見の内容を事前に金融庁へGMOあおぞらネット銀行さんから報告してもらって最終的に記者会見出来る!ってなったのが記者会見前日の5月13日だった。しかし、記者会見の会場のヒルトン東京さんや、モニター、マイク等の準備、当日来てもらった人へ渡すアメニティの製作が全て終わってたのでこのタイミングで記者会見出来ないとなるとまぁ、悲惨な状況だったからずっと吐気に襲われてた。同時に並行して、増資の為の株主間契約書を引受先企業とやり取りしてて、なかなか着地せずに増資が6月にずれ込む事が決まって、さらに吐気とプレッシャーに襲われて非常に不安定な精神状態だった。

このような僕自身がへばっている中オペレーションを頑張って顧客のお客様に良いサービスを提供しようと頑張ってくれた東口君と平野君には感謝しかない。そして5月14日に無事記者会見が出来てひとつ山を越えた感がある。


◆増資に向けて

さて、次は必ず6月末で増資が完了出来るように各社と調整を繰り返していこうと思う。今回の増資では主に銀行代理業で使うバンキングサービスを行うシステムの開発と、決済事業のファイナンス資金で使う予定としている。ただ、資金はまだまだ全然足りないので今回の増資が終わったらすぐに第2次増資を30億〜50億を行う必要がある。(どこか出資してくれる人いませんかね?)

◆ビジョナリーカンパニーを目指して

利益が少しずつ出てきてるので、利益の一部は僕が起業前からやりたかった事をさせてもらう。それは「母子・父子家庭へのベーシックインカム」である。まだまだ利益が少なくので出来る事や金額が限られているけど、今出来る事はしたいし、それをやる為に起業してこの会社が存在している。だからまずは僕の母校の小学校で母子家庭に毎月ベーシックインカムをしたいと考えている。その旨を小学校の校長先生へ手紙を出したら丁寧な返信を頂き、今月の27日に校長先生とお会いして色々お話ししてきます。このベーシックインカムの実例が出来れば、次は僕の会社の社員の母校の小学校の母子家庭にもベーシックインカムしていき、会社が大きくなり社員が増えればその分ベーシックインカムも広まるという事をしていきたい。

次回は校長先生とお会いしてお話した内容や、僕が参加しているオンラインサロンのお話しを中心に書いていこうと思う。

いつも読んでくれてありがとうございます!

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