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「束の間の永遠」の話。

こんにちはFILTER SYSTEMです。

そんなワケでこのたび「初音ミク16周年」のコンテストにて「島村楽器賞」を頂く事ができました!島村楽器様ありがとうございます!浪人中はほぼ毎日ビブレ横浜店に通い、高くて買えないシンセを眺めて過ごした日々を思い出します。

そしてソニックワイヤー様、クリプトンフューチャーメディア様、ありがとうございます。16年前、初音ミクの体験版が同封されたDTM雑誌を探して本屋をハシゴしたのが昨日の事の様です。



さて、賞を頂いた楽曲『束の間の永遠』ですが、楽曲の解説などを少々…

使用した初音ミクはV4X。それを「ぼかりす」という”生歌をボカロデータに変換してくれるプラグイン”を通して打ち込んでます。VOCALOID6にも「VOCALO CHANGER」という生歌取り込み機能があるのですが、こちらはその後の修正ができないので(ヤマハさんにはその辺を本当にがんばってもらいたいです)V4X +「ぼかりす」でつくっております。

MACでWindowsのVOCALOID4を立ち上げてるの図

自分はMACユーザーなので「ぼかりす」を使うためにParallelsでWindowsを入れてそこでVOCALOIDをたちあげております。ちょっとめんどくさいです。そのあとWAVでLogicに取り込んでmelodyneとAUTO-TUNEで修正してます。

Melodyneでピッチ修正AutoTuneは保険的に使ってます

その後、WAVES L1でつぶして、iZotope Nectar3でEQとかリバーブとか 
基本プリセットそのままか、ちょっといじる程度。プリセットだいすき。

この辺はVOCALOIDでも普通のVOCALでもやってる事は変わりませんね。


シンセ系の音はほとんどxfer Serumをつかってます。これはもう使い慣れているのと個人的な好みです。
めちゃくちゃプリセット集を買ってるのでその中から選んで、ちょっといじる程度。プリセットだいすき。


マスターには
BT Analog TrackBox でピークおさえのリミッティングをして WAVES MixCentricでキラキラ感を足してます。そのあとにWAVES CENTERでサイドの音圧上げて、最後にAOM Invisible Limiterで音圧をあげております。

このセッティングにDotec DeePopMaxを足すこともあります。

ざっくりではございますが、そんな感じて作っております。


歌詞に関して、自分の中では明確なイメージのある曲なんですけど、聴いた人ひとりひとりがそれぞれの感覚でなにかしらを感じ取って頂ければよいかな?って思ってます。

いっぱい聴いてね!(↓クリックで再生)

https://sonicwire.com/news/special/mp3-player?key=tsukanoma


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