いくらにすべき?悩ましい動画の値段付け

動画を販売する際に、その動画をいくらで販売するべきなのかは悩ましい問題です。当たり前ですが、あまりにも高い金額に設定してしまうと動画が売れなくなってしまいますし、逆に低い金額に設定してしまうと利益が減ってしまうことになります。ですので、ちょうどよい金額に設定をしたいところです。
参考までに、大手の動画配信サービスの価格を見てみましょう(2024/7/3現在)。

Amazon Prime Video
月額600円(Amazonサービス全体に対して)

Netflix
広告つきスタンダード: 月額790円
スタンダード: 月額1,490円
プレミアム: 月額1,980円

U-NEXT
月額2198円

Amazon Prime Videoがひどく安く設定されていますが、その他でいえばおおむね1500円〜2000円程度で膨大な量のコンテンツが配信されていることになります。

この金額を見てしまうと、自分のコンテンツの金額を高く設定することは難しく感じてしまいますね。
しかし、各社がこの金額でサービスを提供できているのは、それに見合うかなり多くの契約数が見込めるからでもあります。
そのため、小規模に動画を販売する場合にこういったサービスの価格に引っ張られて安く設定してしまうと利益を獲得するチャンスを失ってしまうかもしれません。

一般的な場合とはなりますが、小規模に動画を販売する場合、その動画には特別なニッチな価値が付いていることが多いです。多くの人が見たいわけではないが、見たい人にとっては他では見ることができない、特別な価値です。そのような価値に対して、見る側としてもPrivmeVideoやNetflixのような大手サービスと直接価格を比較するようなことはないでしょう。

したがって、動画の価格を決める場合には、あまり他のサービス等と比較をせずに、純粋に動画制作の費用や目標とする利益額から金額を決めるのが良いかと思います。結果的には少し割高に感じられるかもしれませんが、そのくらいの強気の価格設定であっても、売れる動画は売れるものです。フィルミーで販売されている動画の価格も、数千円から数万円程度のものもあり、値段が高いから売れないということは全くありません。

また、動画の価格はあとから変更したりセールなどを行うことで変更をすることもできますので、販売以後に調整することも可能です。
コンテンツに見合った価格をひるまずに設定して、間違っていたら微調整する、という運営のやり方が良いように考えています。

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