ほぼ日刊ひとりごと時評2024/08/06

気になったあれこれについて論じます
ボロを出しても実践実践
三日坊主回避

①日経平均株価 上げ幅下げ幅過去最大
経済についてあまり詳しくない(資本論第一巻第一章だけ)が字面だけ見ても絶望感が漂う。老後の資金形成は投資前提みたいな雰囲気でこんな変動が起きるのは辛い。制御できない物同士の関係に人間が振り回されるという意味での物象化。これで就職氷河期になったとしても運動が起こらなさそうなのも絶望。経済的知識がないまま社会に突っ込むのはまずいと理解。

②有名人の炎上について
特定は避けます。人に向けて言表すべきでないことはあるけれども、たった一つの過ちでキャンセルされるのもよいことではないはず。償っていく過程自体で何をもたらせるかに注目したい。倫理も大きな物語なのか?ヴェイユなりレヴィナスなりデリダなり読みつつ考えていこう。

③労働者の孤立化という未来
これもどこで聞いたかは言いません。「専門的技能を活かした自由な個としての働き方」という産業界のキャッチフレーズに胡散臭さを感じる。ここで言われている主体性とかまさしくフーコーの「従属的主体(subject)」に見える。ポストモダンの個人化断片化(ジェイムソン)の一種みたいなこの転換のせいで、労働三権(団結権、団体行動権、団体交渉権)が侵害されないように目を配らなければならない。国際的競争力向上の名のもとに、何が失われていくか、どんな権利が侵害されていくのかを注視し、批判しなければならない。そのために、生きるために、学びます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?