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結論、まだ遅くはない。ただ、運用目的は変えた方が良いことは明らか!

こんにちは。

美容師映像クリエイターのLITです!

ボクは20年強美容師をやってきて、4年前に転職して現在は映像クリエイター、YouTubeコンサルタントとして活動しております。

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それでは早速本題へ。


タイトルで書かせて頂いたようにボクは2021年のYouTube運用に対して「結論、まだ遅くはない。ただ、運用目的は変えた方が良いことは明らか!」と考えています。

これはボクだけでなく、色んな人たちが言っていることなので、別に新しいことを言っているわけではないのですが、ド正論だと感じているので、映像制作をメインで生業としているボク、2012年からYouTubeを使って色々なマーケティングを仕掛けてきたボクの目線から、今からYouTubeを始める際によーく考えて決めたほうが良いかも・・って思っていることを皆さんとシェアできたらと思います。

この記事が誰かの役に立つことができますように・・・


まずは過去を振り返っていきながら時間軸でコレまでのYouTubeをみていきましょう。

ボクが本格的に動画をYouTubeにアップロードし始めたのは2012年からなのですが、初めてボクがYouTubeに動画をアップしたのは実は2008年なんです。

YouTubeが始まったのが2005年の4月だったので、ボクが初めて動画をアップしたのはその約3年後からということになります。(なかなか長い・・)

その後、ボクがYouTubeの可能性に気付いたのは2012年ごろで、それからどんどん動画をアップしていき始めました。

当時のYouTubeは、今のYouTube情勢から考えると本当に「超簡単」でした。

「超簡単」とは、そのプラットフォーム内である程度知名度をあげることに対してです。

そのころのYouTubeは今の時代と比べると視聴者の数が全然違います。

それと同じく、発信者の数も少なかった為にライバルや競合があまり居なかったことは誰もが知るところ(感じるところ)だと思います。

その頃から「プロダクトローンチ」というビジネス手法がテキストメインの時代から動画がメインの時代へと移り変わり、その動画の保管先にYoutubeが多用され始めました。

YouTubeマーケティングのことについては、今後また他の記事で書かせて頂きますね!

で、ボクの今の本職は映像クリエイターなので、今回は映像製作者としての目線で話させて下さい。

実際の数字やマーケットが気になる人はこちらもご参考になられるかも。。(今の日本国内のデジタルトレンドに関する情報を、超簡略化はされているものの広く知れるサイトを作っておられる方のサイトです)


さて。

ボクが本格的にYouTubeマーケティングを学び始めた2012年のころと、今現在2021年のYouTubeとには大きな違いが幾つかありますが、大きく分けると以下の2つしかありません。

1ユーザー数(視聴者&制作者)

2各種クオリティー


1のユーザー数の変化については今回は置いておいて、2の「各種クオリティー」という部分を掘り下げていきたいと思います。

クオリティーと一言で言っても、細かく挙げていくとキリがありません。

「クオリティー」とは直訳すると「品質」ということになります。

その「品質」という日本語の単語から連想されるYouTubeに関連することを取り上げて考えていきたいと思います。

YouTubeは「動画」「サムネイル」「タイトル」「概要欄」「タグ」「終了画面」「カード」の7つの要素で作られています。

一昔前なら、「動画」は360P(SD)から720P(HD)のサイズが主流で、720P(HD)でも十分に綺麗な画質だと言われていました。

今はデフォルトで1080P。

720Pの動画は画質が悪いと感じるようになりました。

ちなみに下の動画は、2005年4月23日に投稿された動画で、YouTubeで初めて公開された動画と言われていますが、今とはサイズも形も異なっています。

当然、タイトルも概要欄もお粗末なものでした。

今とは全然違ってますよね!

サムネイルもそれ用の画像が使われているのではなく、ただのキャプチャ画です。

スクリーンショット 2021-01-07 13.34.58

上の画像の右側に表示されている画面は、「TubeBuddy」という、YouTube動画の裏側を見れるプラグイン(Chrome)なのですが、その下の方を見るとこの動画の制作者がつけたタグを確認することができます。

簡素な3つのワード(タグとも言えない)だけです。

概要欄にも

「The first video on YouTube. Maybe it's time to go back to the zoo?」と1行だけの簡単な文のみ。

この頃にはまだ「終了画面」「カード」いうような設定はありませんでした。

それで現在(2020年1月7日)のところ138,331,685回再生。

ちょっと極端な比較ですが、今の2021年1月にこのような「クオリティ」の動画を配信して15年後にこの動画と同じく138,331,685回再生することは果たしてあり得るのでしょうか?

未来のことなので、100%とは言えませんが、99%はそんなことが起こり得ないということは皆さんもお分かりの通りだと思います。


日本では誰もが知っている人気YouTuberのヒカキンさんが初めてチャンネルに動画を投稿し始めたのは2007年ごろから。

その一番初めの動画がこれです!

サイズも画質も今とは全く違うものでした。

ホラー映画みたいな画質(恐)


その後、「HIKAKIN TV」というチャンネルを立ち上げ、2011年7月19日にこの動画がアップされました。

動画は720Pでアップされており、現在で147万回再生。

タイトルは「Hikakin's Video Blog Channel Open!!!」

概要欄には「今日からビデオブログを始めます」のみ。

ちょっと脱線しますが、この「ビデオブログ」という言葉。

今でこそ誰でも聞いたことのあるキーワード(Vlog)ですが、ヒカキンさんはなんとこの頃から既に「Vlog」をやっていたんです!早っ!!

因みにその頃のサムネイルはこんな感じでした。

スクリーンショット 2021-01-07 14.26.12

現在のサムネイルはこんな感じ・・・

スクリーンショット 2021-01-07 14.28.10

全然違いますよねー!


それから2012年6月にアップされていた動画がこちらです。

この頃で既に1080Pでアップされています!

相変わらず早い!

因みにこの頃はまだ、他の殆どの動画が720Pのクオリティでアップされていました。

しかし、まだこの頃の動画編集は殆どカット編集のみで、今のヒカキンさんの動画のようなテロップも殆どありません。


で、2021年1月7日時点での最新動画がこちら!

今ではヒカキンさんというと、もっとも編集が凝った動画を編集しているエンタメ系YouTuberの一人であることは間違い無いです。

因みにこれはヒカキンさんのTwitterであがっていた、「HIKAKIN TV動画の編集画面」です!

スクリーンショット 2021-01-07 14.34.44

もう、神レベルに細かい編集です。

日本トップクラスのYouTuberはYouTubeにアップする為の動画に対して、ここまでやっている人もいるんですよね。。

そりゃ、ここまで努力していれば報われるはずですなー。。


って、まるでヒカキンさんのヒストリーを伝える回みたいになってしまいましたが、これこそが今年2021年からYouTubeを始める人にとって、いや、既に始めているが鳴かず飛ばずな結果しか出ないYouTuberさんにとっても、動かしようのない大きなヒントとなるんですよね。

ここまでで既に3100文字まできてしまったので、続きは次回の記事で書かせて頂きます!(なんか、勿体ぶっているような感じになってしまって、ゴメンナサイ。。)

今日もここまで読んで下さって、ありがとう!

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