続・住んでる賃貸が事故物件だった話

昨晩、シャワーを浴びていたら突然獣の声が浴室に響いた。
1番近い鳴き声は象だと思う。
外で何かが鳴いてるのかと思って引き続きシャンプーを流しててハッとした。

これ、シャワーの鳴き声だ。

ー・・・予兆はあった。
シャワー側に切り替えるてるのに何故か一緒にお湯が出始めてしまう蛇口。
水の切れが悪くなっていてポタポタしてしまうこと。
あぁ、前にお風呂場の水道から水漏れした時に直しに来た管理会社のおっさん、確かこう呟いてたな。
「あ、回してたら取れちゃった…うーん、あ、でも漏れてるの止まったからこれでいいか」
そうだ、あたしも水漏れが収まってるからとりあえず直ったのかと思って放っておいたんだった。その時から何となく嫌な予感はしてたんだ。
なんて鮮やかなフラグ回収。

兎にも角にも、このパオーンとかギュルルルルとか言ってる水道を宥めた。割と直ぐに大人しくなってくれたけれど、明日はまた鳴き出すだろう。
この物件、キッチンの床に穴を開けるだけでは物足りないらしい。このままだと洗面所兼浴室にも穴が開く。引っ越そう。
待てよ、修繕する前に引っ越したら、後日発見されてあたしが壊したみたいになるのか?引っ越す前にもう一度修理を頼んでおいた方がいいのか、どうなのだろう。

とりあえず、シャワーから上がって全裸でいちごプリンを食べながらホー○ズやSU○MOを見ることにした。
家賃がそこそこ安いけれどペット可となるとかなり物件は限られてくる。
暫くの時間眺めていたが、一軒、条件にフィットするものが見つかった。
おぉ、やっと良さそうな物件が見つかった!
ご機嫌で画面をスクロールした二秒後にあたしは笑いと不安に襲われた。

「不動産会社のコメント
日当たり良好、一番いいお部屋。ネコちゃん相談
川から徒歩2分くらいなので釣りをしたり昼寝をしたり 忙しいのね」

この、日本語が微妙におかしい感じ、すごく既視感!!

きっとこのお部屋、日当たり良くてのんびりした生活ができるんだろうな。立地と雰囲気はとてもよく伝わったよ。釣りはしないけど。ペットはネコじゃないけど。
部屋の条件は最高なのに、今回の部屋探しで重視してる「大家、管理会社、不動産屋が日本人」を満たしてるのだろうか。とても不安だ。「忙シイのネ。」とか言ってきそうだ(偏見)

あたしはKALDIで買った巨大ないちごプリンを完食することを諦め、賃貸サイトをそっと閉じ、管理会社にいつ連絡しようか考えながら眠りにつくことにした。

続·····かないといいな。


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