20180929千駄木一富士

ホルモンの新世界に開眼「千駄木一富士」

  ホルモンといえば、焼肉店で食べるものと思っていた私に、割烹料理で新しいおいしさを教えてくれたのが「千駄木一富士」だ。牛のアキレス腱をまるでフグの皮のように細く切り、ぽん酢で和えたり、ハツモトとテールを中華風の味つけにしたり、どの一皿にも工夫があり、手間がかけられていた。

 私はじつはホルモンがあまり得意ではない。かみ切れないし、ハラミやロースのジューシーさに比べれば、物足りなさがある。が、「千駄木一富士」の料理は、「ホルモンも調理の仕方でこれほどおいしくなるのか」と、新しい料理を教えてもらった気がする。

 あまりの感動に、ちょうど手に入れたばかりのiPad Proで落書きしてみたら、これがなぜか周囲に大好評。原稿より人気かも、と思うほどで、執筆が本業の私としてはビミョーな気持ちにもなったのだが、下手なイラストでも「おいしそう」と喜んでもらえるのは、やっぱりうれしい。そんなこんなで、ブログを始めたのだが、noteに移転したので、「今日も元気に食べ過ぎました」も引っ越しさせることにした、という次第なのだ。[元記事:2017年9月28日]

 

仕事に関するもの、仕事に関係ないものあれこれ思いついたことを書いています。フリーランスとして働く厳しさが増すなかでの悩みも。毎日の積み重ねと言うけれど、積み重ねより継続することの大切さとすぐに忘れる自分のポンコツっぷりを痛感する日々です。