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雑な暮らしの手帖

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日々、出会ったことからつらつら考えたことの覚え書き。
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2020年10月の記事一覧

「ヘナ」のヘアカラーでまさかの七転八倒

白髪を染めるか否か、何を使うか問題 白髪が目立つようになって以来、1〜2カ月のペースで美容院でカラーリングをしていたのだけど、傷みすぎてブラシもろくに通らないバッリバリの髪に。「そろそろ辞めたいわ〜」と思っていたところに、新型コロナが流行。面倒くさがりも加わって、ここ半年は白髪を伸ばしっぱなしにしていた。髪のハリもコシも戻ってくるし、ほんのちょっと伸びた白髪を気にしなくてもいいし、いいことづくめ。だがしかし、エレベーターに乗ると、気になるわけです。モニターに映る自分の頭頂部が

無名の人たちに愛を注ぐ「鬼滅の刃」

昔懐かしい少女漫画につらなる系譜の物語 ん?「ポーの一族」か、これは?  アニメ版の「鬼滅の刃」第1回目を観たとき、兄の竈門炭治郎と妹の禰豆子の関係性に真っ先に感じたのがコレだった。「鬼滅の刃」がヒットしている噂は昨年から聞いていたが、私はスプラッタ系のホラーが苦手だ。「鬼滅の刃」も血しぶきが飛びかうダークファンタジーなのだろうと敬遠していたのだが、新型コロナの自粛期間中、仕事柄、流行っているものは遅ればせながらもチェックしておかなければ、という気持ちで見始めたら、予想とま

日本学術会議の任命拒否問題を時系列で追ってみた

論点がどんどんずれる面倒な「ご飯論法」「どんなお仕事が多いんですか?」と聞かれて、「政治経済以外はなんでも」と答えるくらい、政治経済には疎い。一応、経済学部卒業だが、実態は、軽音楽部卒業である。そんな私でさえも、最近は政治に関心を持つ羽目になってきている。理由は、あまりにも情報が公開されず、漏れ出てくる話のつじつまの合わなさ、社会常識とかけ離れた理屈が、政治オンチでも気づくくらいだからだ。できれば、身の回りのことだけに関わり、ゆるく生きていきたかったのに、「庶民がそこそこ生活