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はじめの一歩におすすめです

先日のFILL green mamaで
「日々取り入れていることはありますか?」とのご質問をいただきました。

こういう質問を頂いたのは初めてで、嬉しさ100倍、でもなんかちゃんとお答えできなかった気がします😅

その時お答えしたことは、
調味料にこだわること、
洗剤にこだわることなどのお話しをしました。

せっかくこういう質問をいただいたので、
長くなりますが、私の考えてることをちょっと…

ま、全然ストイックではないので
ダメダメな部分もたくさんあるのですが😅
お暇な時にでも覗いてみてください。

出来るだけ、環境に負担をかけない生活を目指す時、
私に何が出来るかな?と思ったら、
1番注目しやすいのは「食」ではないかと思います。

私たちは必ず毎日何かを食べます。
生きるための必須条件。
毎日、時間もお金もかけているわけです。
毎日のことだからこそ大切にするか、
食べられればいいや、にするかによって、
1日、1週間、1ヶ月、1年、10年、一生…
食べ物によって、体内で起きることには大きな差が生まれます。いかに消化、代謝を促し、必要なものは吸収し、いらないものは蓄積せずに排泄できるかがとても大切になってくるかと思います。

食に注目して、こだわりを持つと言っても、有名なレストランに行くことや高いものを買えば良いというわけではなくて、注目すべきは食材の生産過程、製造過程。

商品としてならんでしまうと、1番見えにくい部分です。だからこそ、そこを曖昧にせず、シンプルに私たち消費者に伝える努力を怠らない商品は、よきものとして、私自身の選ぶ基準の一つにしていたりします。

「買い物は投票」とよく言われます。
私たち消費者は、買うことで生産者さん製造者さんへ「これからも作り続けてね」とエールを送ります。
買う人が増えれば(需要がふえる)、自ずと供給量を増やそうと経済が動き出します。
今の若い子が当たり前にやっている「推し」の考え方ですよね。

安価な製品を生み出すために必要経費を削ったり、不自然な添加物まみれの商品ではなく、質にこだわり、消費者や自然環境に配慮した商品への需要が増えれば、供給量を増やそうとマーケットが動き出す。そして、供給量が増えたそういった商品の価格は下がる。
シンプルなマーケットの仕組み。
これを地域で、全国で、全世界で。

では、需要を増やすためには、どうしたらいいのか?
それは、私たち消費者が価格だけではない「私基準の選択」を意識付けることではないでしょうか。そのために、見えない部分をみようとし、知識をゲットすること。

お野菜で言えば、有機栽培、無農薬栽培、自然栽培などを取り入れてくれている農家さんかどうか、
卵や家畜を平飼いする生産者さんかどうか、飼料をどんなものあげてるかとか、
チョコレートやコーヒー、パームオイル、コットンなどフェアトレード、オーガニックで生産、取引している企業かどうか、などなど。

安ければ良い、いつでもどこでも手に入るという価値観が生まれてしまった、
私も含めた今の大人世代が注視しなくてはいけない事、沢山あります。

安さには必ず理由があります。
そして、安さは必ず歪みを生み出すことをもっと大きな問題として捉えなければいけない。
弱きところが踏みにじられて作られた「安価なもの」を使っている自分に申し訳なさを感じてもいいのではないか?

フードロスを減らす観点からの安値は、問題が違うので、そんな商品に出会った時は買ったらいいと思っている私です。

とはいえ、気にしなくてはいけないことは多すぎるし、
いきなり全部なんてできないし、お金にも限りがあります笑

いつでも何でも、環境に配慮した商品を購入できるわけではないのは当然のこと。

体にも環境にも悪いと分かりながらも、ジャンクフードやスーパーのお惣菜などを選ぶ私もまだいます…😅

私にとって、ジャンクフードやスーパーのお惣菜だって、本当にありがたい存在の時もあるんです…
時たまいくジャンクフードは、体への悪さとは裏腹に、うきうきの子供たちとの交流の時間になる😅子供と喧嘩した後や、機嫌が悪いけど一緒に話したくて、子供が好きなジャンクフードを食べにいくなんて使い方をしたこともありました。
まさにマックのCMのようで、あぁ、戦略に負けている~って思うのですが😅

毎日スーパーのお惣菜にはしないけど、仕事が遅くなり、夕ご飯ができていない時、サラダや味噌汁などの1品は用意して、あとはスーパーのお惣菜の力を借りる。とかよくあります。

でも、でも!
まず一つ変えてみる。意識してみる。

そんな私からのおすすめは、毎日使う調味料を一つこだわる。
これによって、使うたびに、製造過程のこだわりを通して、こだわりエッセンスをいただける自分になれる!

私がまずとりいれたのは、醤油。

洋食も好きな私は、毎日醤油を使うわけではないですが、使ってもそんなにたくさんは使いません。
基本、薄味人間、かつてはよく旦那に文句を言われましたが、最近ではだいぶ私よりになってきた気がします😝

そんな醤油、少しずつしか使わないのだからこそ、納得のいくものを使おう。
安い醤油なら1L300円前後で買えたりします。それに比べたら700円~1000円くらい高かったりします。
私のこだわり基準は
「製造者さんがこだわった国産の材料を使っていること」
できれば有機。

一度2000円くらいのものを買ってみたことがありました。
味は好きだったけど、この値段は継続的に買える範囲ではないと我が家は思いました。
逆に、今使っているものは1000円程度でしたが好みの味ではないのです。
基準の中で選んでもやはり一つ一つ違う。それはやはり、製造者さんのこだわりあってこそなんじゃないかと思います。

そしてもう一つ外せない点は、
ブドウ糖果糖液がはいっていないこと。

愛媛の醤油は甘い。
それは、原材料を見れば明らかで、
大豆、小麦、塩以外に入っているものがズラッと並んでいる醤油が多い。

長男が小さい時、愛媛の味で食べさせた方がいいかもしれないと思い、
いっとき愛媛の甘い醤油を買っていたことがありましたが、関東育ちの私には、どうしてもこの食文化に納得いかず、やめました。

愛媛は味噌も麦味噌で甘い。
煮物とかにも砂糖やみりんをしっかり入れる文化かと思います。
私の実家は、味醂は使うけどほとんど砂糖が減らない家でした。それでも私は母が作る料理はなんでも美味しいと思って育ちました。

食材の味を、おいしいねって食べるしあわせ。
そのためにはどうしたらいいのか、母が教えてくれたことです。

私の好みだけではなく、体のためを思ってもブドウ糖液や他いろいろ入っている醤油はなるべく避けた方が良いのではとおもいますが、ここは生まれ育った土地の食文化だからね。一概に悪いともいえないですよね。ただ、私は選ばないというだけです。

大切なのは、なんとなく買い物をしない、
安ければ良いの買い物をしない、
環境に配慮した生活を目指す中で、まずやらなければいけないことじゃないかなと思ってます。

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