公認心理師現任者講習会の感想

公認心理師現任者講習会に行って来ました。
長期間にも関わらず安心して仕事を休み、体調も崩さず、急用もできず、無事に最後まで受講できただけでも感謝しています。
開始前と終了後に父たちにも会って来られたり、父のことで父方親戚の方々とのやりとりを緊密に取れたりしたのも、仕事から距離的にも一旦離れ、心身ともに余裕ができたからだと思います。

公認心理師試験をGルートで受けるために仕方のないことだと、特に期待せず、無難にやり過ごせればいいと思っていた現任者講習会ですが、思ったより良かったというのが私の感想です。

まず、環境が良かった。
今回、自分の中で最大の焦点は、自分の格好(ヒジャーブ着用)が受講時に認められるのかということでした。それ即ち、受験時もどうなのか?ということなので、もめるなら早めにもめて、決着をつけてから安心してテストを迎えたいと思って、むしろ何か言うなら早く言ってくれ、受けて立つ!という気持ちでした。
初日は敢えて、受講票の写真と全く同じヒジャーブを着けて行きました。身分証として免許証と、念のためパスポートも持って行きました。受付で、受講票と身分証、そして顔を見比べるという手続きがあったのですが、ほんの数秒で無事通過し、自分としてはほぼ終了したも同然の安堵感を覚えました。ところが!休み時間になると、心配そうな顔をした、責任者らしき女性がやって来たのです。そしてなんと、「礼拝されますか?」と尋ねられて、そうしたい旨を伝えると、講習会場のある施設の別の階にある礼拝室を昼休みに使用できる手筈を整えてくれました。しかも、1日だけでなく全日程、整えてもらえました。むちゃくちゃ感動しました。本当にアルハムドリッラー。

礼拝やヒジャーブのことだけでなく、会場も広いし、机も大きくて広いし、トイレの数も十分だし、手指消毒剤やマスクも用意されていたし、スクリーンやマイクも問題なくて、快適な学習環境でした。講義中に暇になって眠くなったら困ると思って、テンションを上げるためにペン類を何本も持ち込んだのですが、机が広いので、テキストやらバインダーやらを広げて、ペンやらマーカーやらで思う存分書き込みなどができました。

講習の内容も、思ったより良かったです。噂にきいたDVD視聴、それも合成音声、などということは一切なく、講義ごとにその分野の現場で働く公認心理師か精神科医が講師となっておられ、ほとんどの方が「私も皆さんと同じく現任者講習会を受けて、第一回試験を受けたんですよ〜」とおっしゃっていて、講師の方々の存在自体がロールモデルとして励みになりました。インテークの考え方など、今の仕事で難しいと思うことに、ヒントになることも多くありました。

そして、あの広い会場の中、初日の朝に偶然にも知人に会えて、そして事例検討などを行うグループの方々が、それぞれ医療、司法、企業の分野の現任者で、お互いの現場の情報交換や励まし合いができたことが、とても素晴らしい経験となりました。日ごろ歩行訓練士(視覚障害生活訓練等指導者)として結構、多職種な他職種の方々と連携しているつもりだったけど、まだまだ不勉強で存じ上げない職種もあったし、歩行訓練士は予想どおり全然知られていなかったのでアピールしておきました。そういう意味で、少なくとも私にとっては、現任者のためという目的が十分に達成されていた講習会だったと思います。

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2002年5月12日に始めた「filizのページです」というサイトの4度目の移転を機に、noteでも執筆を始めました。filizとはトルコ語で「芽」のことです。山梨在住の大阪人ムスリマで、特別支援教育の教師でしたが現在は障害者施設職員で(視覚障害)歩行訓練士です。さぬき ほっち