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7、受験を再決心【公認心理師試験の受験体験記】

2020年12月に延期された第3回公認心理師試験。
5月に父ががんで亡くなり一度中断した勉強を、9月から再開したものの、自分の住んでいる都道府県には試験会場がないため、どうやっても別の都道府県で受験せざるを得ないことと、感染症対策で都道府県をまたぐ移動に懸念があることで、どうしようか非常に悩みました。最後に背中を押してくれたのは、職場と仕事先の方々でした。

もともと受験予定は職場に伝えていましたが、12月に延期になり、非常に迷っていると正直に、恐る恐る言いました。すると、カレンダーを確認しながら、「思い切って休んじゃえ」という返答。12月20日の試験までに仕事の日程を集中させ、受験後は土日や有給を駆使して1週間休み、その後もオンラインを活用して、仕事先には2週間行かないという作戦でした。そしてその予定を、さらに恐る恐る、たくさん仕事先のそれぞれの方々にお願いして周ったところ、皆さん快く了承してくださいました。10月のことでしたが、「よし分かった!」と、年末の予定をそれに合わせると言ってくれた方もいました。

それで、すっかり火が付き、試験勉強のギアも上がりました。
それまで、どうして自分が受験するのは第3回なんだとか、なんで2020年なんだとか、なんで12月なんだとか、第3回は諦めて第4回か第5回にしようかとか、何度も何度も思い悩みましたが、周囲の理解と協力をもらえて受験環境が整ったので、その機会を大切に使わせてもらおうと思いました。

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